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つくば市乗合タクシー『つくタク』を活用し、AIオンデマンドシステムの実証実験を実施 ~つくタクの高度化を目指したAIオンデマンド交通システム本格導入に向けて有用性を検証します~

PR TIMES

WILLER株式会社
 つくば市(市長:五十嵐立青)とつくばスマートシティ協議会(会長:五十嵐立青)、Community Mobility株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:村瀬茂高)は、2023年12月1日(金)から2024年2月29日(木)までの3か月間、つくば市乗合タクシー「つくタク」の一部の車両で、AIオンデマンドシステムを活用した実証実験を実施します。本実験は、つくば市が掲げる「つくばスーパーサイエンスシティ構想」を具現化するために実施するものです。



 つくば市は、スーパーシティ型国家戦略特別区域に指定されており、AIやビックデータなどの技術を活用して生活の困りごとを解決することで、「住みたい、住み続けたい」と感じ、よりよい未来社会を実現することを目指し、データの利活用と規制・制度改革を推進し、暮らしを支える先端的サービスの社会実装に取り組んでいます。

 現在、同市で提供している「つくタク」は、事前に利用したい時間帯を予約し、自宅(※¹)または最寄りの乗降場所から目的地近くの乗降場所まで利用できる乗合タクシーです。1時間に1運行しており、乗車日の5営業日前から当日の30分前までに電話で予約をすることで利用することができます。

 本実験を実施する茎崎地区(※²)は、市域の中でも65歳以上の高齢者が多く、高齢者のみの世帯の割合が高い地域の1つであり、通院や買い物などの移動に課題抱えています。「つくタク」の運行においては、特に需要が多い医療機関を目的地とした早い時間帯の運行に対し、前日までに予約しなければならない・希望どおりの予約ができないなどの課題が挙げられています。

 本実験では、茎崎地区を運行する「つくタク」3台のうち1台にAIオンデマンドシステムを導入し、アプリ予約により24時間いつでも乗車直前まで予約可能にし、さらにAIを活用したルーティングやマッチングにより運行の効率化を図ることで、1時間に複数回の運行を可能にします。デジタルテクノロジーを用いて「つくタク」を高度化し、利用者のさらなる利便性向上および運行効率化への有用性を検証します。

 本実験を通じて、令和7年度に予定しているつくタク全車両へのAIオンデマンドシステム導入に向け、利用者の使用感や交通事業者の許容性の事前検証を行い、同市における持続可能な地域交通の創造に貢献します。

※¹ 事前に追加登録申請が必要です。
※² 「つくタク」は、全5地区(筑波地区、大穂・豊里地区、桜地区、谷田部地区、茎崎地区)で運行しています。

<AIオンデマンドシステム「mobi」を活用したつくタクサービスについて>

・サービス詳細ページ:https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/tsukuba/ 
・サービス提供エリア:つくタク茎崎地区
・対象期間:2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)
・運行時間:平日9:00~13:00、14:00~17:00、
      土日祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は運休となります。
・予約方法:アプリ
 iPhoneの方はこちら:
 https://apps.apple.com/jp/app/willers-maas/id1471754821
 androidの方はこちら:
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.willer.maasapp









・予約可能時間:乗車日の7日前から当日の16:30まで、24時間予約可能
・乗降可能件数:同一日の予約は2件まで可能
・乗降可能場所:茎崎地区内のつくタク乗降場所
        茎崎地区から移動可能な谷田部地区の特例ポイント
        mobiアプリもしくはmobiカスタマーサポート(電話:050-2018-0107、営業時間:9:00~19:00)から追加登録申請した茎崎地区内のご自宅などの乗降場所(※登録料無料)
※運賃、決済方法、割引制度は通常のつくタク(https://www.tsukuba-demandtaxi.com/)と同様です。