宮川社長が救いの手差し伸べるも、三木谷会長はどこ吹く風
宮川社長は「(プラチナバンドの)使い方をよく検討した方がいい。トラフィック対応の1.7GHz帯と隙間を埋める700MHz帯を運用するにはチューニングに相当、ノウハウが必要だ」というのだ。
さらに「いまの開設計画では700MHzを生かせない。1.7GHz帯と700MHz帯を組み合わせる際、ソフトバンクの基地局の場所が適しているなら、議論に応じてもいい」と救いの手を差し伸べる発言をしたのだった。
ただ、「楽天モバイルへのラブコール」というわけではなく、宮川社長の暴走、いや思いつきでの発言だったようだが、三木谷会長は「(宮川さんの発言は)報道でしか聞いていない。今後、ソフトバンクだけでなく、KDDI、ひいてはNTTドコモも含め、協調するところ、競争するところ、いろんな形で話をしていければ嬉しい」と含みを持たせた。
KDDIやソフトバンクの社長が心配する楽天モバイルのプラチナバンド展開。三木谷会長としては、絶対の自信を持つ完全仮想化技術で、他社の心配なんて「どこ吹く風」のようだ。
※お詫びと訂正:楽天モバイルが総務省に提出した開設計画について、プラチナバンドでのサービス開始を2024年3月頃としていましたが、2026年3月頃の誤りでした。ただし楽天モバイルでは2024年内のサービス開始を目標としています。該当箇所の表現を変更します。(11月16日 9時28分)
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