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ファームノート、牛遺伝資源提供のためジェネティクスサービスを開始

 ファームノートは8月31日、牛遺伝資源提供のためジェネティクスサービスを開始したと発表した。

 これまで同社の牛遺伝子検査サービス「Farmnote Gene」では速やかな牛群改良を可能にすることで、「どの牛を後継牛として残すべきか」の意思決定をサポートしてきた。

 ジェネティクスサービスは判断情報に一歩踏み込み、受精卵の遺伝資源の提供も担うことで、育種改良までをワンストップで提供する。

 本サービスの特徴は大きく3つあり、1つ目がデータに基づき、牧場の飼養環境に最適な受精卵を推奨すること。

 2つ目がデータ管理を活かした受精卵管理体制の高度化で、「Farmnote Cloud」上で管理することで、母牛がどのように生育されてきたかといった履歴も把握できる。

 3つ目がファームノートに蓄積した分析結果から受精卵の購入や販売に関する有益な情報を提供すること。38万頭超の情報から最適な情報を提供することで、生産者の意思決定を支援するという。

 ジェネティクスサービスは、同社ウェブサイトもしくは担当営業より購入したい受精卵の相談が可能。今後、Farmnote CloudやFarmnote Geneにて解析結果をもとにユーザーにリコメンドするサービスを提供予定。

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