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トレタら、予約から会計まで業務DXを目指す「次世代 外食DXプロジェクト」開始

 株式会社DFA Roboticsと株式会社トレタは2023年5月11日、共同で「次世代 外食DXプロジェクト」を展開することを発表した。「店内モバイルオーダー×配膳ロボット」の取り組みからスタートし、外食DXの可能性を追求するとしている。

 DFA Roboticsは配膳ロボットなどの活用を軸に、トレタはモバイルオーダーソリューションを軸として、外食産業のDXを通じて飲食店の課題解決に取り組む。「次世代 外食DXプロジェクト」では両社が連携することで、デジタル技術とロボットソリューションを組み合わせ、それぞれが展開する「予約」から「メニュー」、「オーダー」、「配膳」、「会計」という一連のプロセスをつなげることで、ワンストップソリューションの実現を目指すという。

 プロジェクトを通じて実現を図るソリューション例のひとつとして、フードコートや横丁などのマルチオーダー業態では、顧客が席を確保したらスマートフォンでテーブルのQRコードを読み取りメニューを閲覧し、テーブルにいながら注文から決済まで完了、できあがった料理は配膳ロボットがテーブルまで届け、食べ終えた食器の下膳も行うという。

 また、顧客の外食行動だけではなく、配膳ロボットの稼働データなどと組み合わせて解析することが可能になり、顧客のオーダー傾向やピーク時の混雑状況、注文から配膳までの時間などを詳しく把握することで、より効果的なリソース配分やオペレーション設計、マーケティング戦略、接客の実現が期待できるとしている。

「次世代 外食DXプロジェクト」では外食業界におけるデジタルインフラの整備を促進し、業界全体の競争力向上に寄与することが期待される。DFA Roboticsとトレタは、今後も協力体制を強化しながら、外食産業のDX化に取り組んでいくとしている。

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