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テック業界の社員同士でつながる、社会人向け匿名SNS 「WorkCircle」正式リリース

PR TIMES

株式会社HonneWorks
外資系企業社員向け機能Prime Loungeも提供開始

株式会社HonneWorks(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:冨成俊亮)は、「全ての労働者が最善なキャリア選択の出来る社会の実現」をビジョンに掲げ、社会人向け匿名SNS「WorkCircle(ワークサークル)」の正式リリース版を公開いたしました。同時に、今後の事業拡大を見据え、プレシードラウンドに3,000万円の資金調達を行ったことをご報告させていただきます。



【WorkCircleとは】

2022年12月5日にプレリリースしたWorkCircleは「テック業界で働いている」という共通点を持った人々が繋がり、自由に本音で語れる匿名コミュニティです。既に250社、1,000名以上のユーザーにご登録いただいており、キャリア、年収、ライフイベントから恋愛まで、社内や人前では相談しづらいトピックが日々議論されています。

会社のメールアドレスで会員登録※するため、ユーザーがその会社に勤務していることが保証されています。全てのユーザーには変更可能なユーザーIDが付与され、投稿時に所属している会社名とユーザーIDが表示されます。

※ 会社のメールアドレスは勤務先の会社確認のみに使用され、データベースに保存されることはありません。

テック業界に勤務する社員との交流を楽しむことが出来るテックラウンジ、同じ職場に勤務する社員のみが参加可能なプライベートサークルが用意されています。(※プライベートサークルに関しては、社内情報の外部流出を考慮し運営も関与いたしません。例外としてユーザーから報告されたコメントのみ確認し、適切に対処いたします。)

使用例
- キャリアの方向性、転職、キャリアチェンジについてフィードバックをもらう。
- 特定の会社で働いている社員に相談する。
- 最新のテック業界のトレンドについて議論する。
- 時事ネタについて雑談する。
- ライフイベント・恋愛等について相談する。
- 同僚と社内の話題について議論する。※社員専用のチャットグループ内



【正式リリースについて】

プレリリース以降、ユーザーからのフィードバックを基に様々な機能改善を行ってまいりました。そしてこの度、2023年3月8日に以下の通り機能をリリースし、正式リリースを迎えたことをお知らせします。

- プライムラウンジの追加
世界トップクラスのテック企業のレイオフはテック市場を震撼させました。この不安定な状況を乗り切るためには特化した情報交換を行う必要があると考え、急遽外資企業に勤務する社員のみが参加可能なクローズドコミュニティの提供に踏み切りました。

- 企業タグ機能
WorkCircleに登録されている特定の企業をタグ付けすることにより、該当する会社の社員と直接議論を行うことが可能です。

- 職種タグ機能
職種をタグ付けすることにより、該当する職種のユーザーとの専門性の高い議論が可能になります。

- トピックタグ機能
投稿内容にトピックのタグ付けすることにより、事前に話題の内容を把握できるようになります。




【創業背景】



創業メンバーである二人は複数回における転職、キャリアチェンジを経験してきました。その都度「年収はいくらを想定していますか?」と聞かれ、自身の希望金額が妥当であるかわからないために、「貴社の水準にお任せします。」と回答することしか出来ませんでした。この状況に疑問を抱いた私たちは、給与の水準を知るために、自ら給料データをクラウドソーシングで収集して、給与を公開するOpenSalaryの立ち上げに至りました。その結果、3日で30,000PV、数々のデータ提供を頂きました。キャリアを積み重ねていく中で給与は非常に重要な要素となります。さらに俯瞰的に考えた時、給与以外にも様々な情報が最善なキャリア構築のためには必要であり、そこには情報格差が存在していると気づきました。

近年、雇用は変化しつつあります。終身雇用の崩壊により今後キャリアは自身の力で育成するものと考えています。変化し続けるであろう社会に対応するために必要なスキルを身につけるための転職、キャリアチェンジが当たり前の時代が到来しようとしています。世界でトップのテック企業でさえ数々のレイオフを実施し、日本でも年功序列が廃止されようとしている中で、大企業だから安心などという固定観念は通用しなくなりつつあります。

この時代の変化の中を生き抜くためには、自ら行動し、今求められる能力は何か、今後必要になるスキルは何かを把握する必要があります。しかしながら、日本の労働環境はまだまだ閉鎖的で、情報を収集するのは至難の業です。具体的には、職種、役職、性別、年齢など、様々な壁が存在しています。そこで、キャリア構築のために語り合える場にこそ真のニーズがあるのではないかと考えWorkCircleのMVP(実用最小限の製品)を作り、検証した結果、ポジティブなフィードバックを得ることが出来ました。そこで私たちは日本の情報格差を無くし、オープンにキャリアについて議論する場を提供するために起業に踏み切りました。


【資金調達について】

今後の事業拡大を見据え、プレシードラウンドにてゼロイチキャピタル、ExecutiveSearch.AIを含むその他個人投資家より、J-KISS型新株予約権発行による総額3,000万円の資金調達を行ったことをお知らせします。

株式会社HonneWorks 共同創業者 兼 代表取締役 冨成 俊亮 氏

日本の雇用を長期に渡り支えてきた終身雇用が終焉を迎えるなか、今後主流となるジョブ型採用では情報量がキャリアを構築する上で重要となります。しかしながら、日本の労働環境はまだまだ閉鎖的です。莫大な時間とコストがかかるであろうことは目に見えています。

テック業界は2022年から成長が鈍化しており、株価の暴落と共に名だたる企業でレイオフが実行されています。不安な時期だからこそ、精度の高い情報を共有し、お互いを助け合う必要があると考えます。その場を提供するWorkCircleを広めるためには、成長を加速させることが必要不可欠であると判断し、資金調達を実施することに致しました。

株式会社HonneWorks 創業者 テリー・フィリップ・ドリュー 氏

人は生涯の大半を仕事に費やします。仕事は人生に多大な影響をし、幸福感を大きく左右します。そのためキャリアや仕事環境と真剣に向き合うことは、個人の幸せにおいて欠かせないと考えています。米国の企業で働いた経験を持つ私は、来日して、日本で就職した事により、日本での企業の閉鎖的かつ不透明さに疑問を抱きました。

米国では企業内の労働環境の透明化が進んでおり、多くの人々がより充実したキャリアを歩むことが可能になりつつあります。しかしながら日本においては、給料、昇給、昇格、仕事環境、転職などのトピックをオープンに話すことは難しい状況にあります。私はそれらを本音で議論し、信頼できる情報を共有し合う場所を提供することにより、日本での透明化への手助けが出来ることに幸せを感じます。この資金調達により、ユーザーに更なる飛躍への手を差し伸べることが出来ることを楽しみにしています。

【投資家コメント】



ゼロイチキャピタル 代表パートナー 種市 亮 氏

日本のキャリアに関する情報の非対称性・不透明さという問題は、私たちの当たり前では気づくことのできない、ドリューさんと冨成さんという海外経験の長いお二人だからこそ感じとることができる重要な社会課題だと感じています。エンジニア・プロダクトマネージャーとして長年の経験をお持ちのお二人が創り出す素晴らしいプロダクトの成長を、ファイナンス面で伴走支援してまいります。

ExecutiveSearch.AI 代表取締役 Ken Charles 氏

HonneWorksが提供するサービスは雇用の透明化における革命だと感じています。この機会に出資出来ることを光栄に思います。近年の給与の停滞、生活コストの増加は労働者に多大な困難を課しています。労働者がこの困難な状況を自ら打破するためには、個人のキャリアをどう構築するかは極めて重要となります。WorkCircleとOpenSalaryは我々のミッションともマッチしており、共にテック業界の社員が最善なキャリアを選択出来る社会の実現を目指して、サポート出来る事を非常に嬉しく思います。


【会社情報】

社名:株式会社HonneWorks
所在地:神奈川県茅ヶ崎市浜竹1丁目1番30-1号
設立日:2021年1月28日
代表者:代表取締役 冨成 俊亮
事業内容:匿名キャリアSNS「WorkCircle」およびクラウドソース型給与データベース「OpenSalary」の開発・運営

【代表プロフィール】



共同創業者 兼 代表取締役 冨成 俊亮 氏
10歳から単身留学を決意し渡英。大学卒業後に帰国し日系や外資の大手及びスタートアップ企業にて広告営業、ソフトウェアエンジニアとして経験を積み、プロダクトマネージャーとして活躍。転職やキャリアチェンジを通じて情報格差を実感し、全ての就業者に平等な情報を提供し、最善のキャリアを歩む手助けをしたいと願い、創業者のドリューと共に起業。現在はWorkCircleおよびOpenSalaryの運営に取り組む。ダラム大学(英)ビジネススクールMBA卒業。

創業者 テリー・フィリップ・ドリュー 氏
サンフランシスコとシリコンバレーのテック業界で大半を過ごす。2015年にソフトウェアエンジニアとして日本企業で働くことを機に、仕事の場を日本へ移す。仕事と開発者コミュニティを通して日本のテックシーンに触れる機会が増えるなかで、アメリカと日本では年収と給与情報の透明性に大きな違いがあることに気づく。この気づきをきっかけに、均等な情報アクセスの機会を提供したいと思うようになり、OpenSalaryを立ち上げる。その後、キャリアに関する情報格差を無くすためWorkCircleを考案し起業に至る。南カリフォルニア大学(米)卒業。