小さい財布の「厚さ」に3日で挫折し
「薄い財布」を衝動買い
前回のこのコラム「キャッシュレス決済時代に「小さい財布」を懲りずに衝動買い」では、ここ3年ほどキャッシュレス決済ワールドを彷徨しつつ、時代に即した理想の財布を探し求めてついにたどり着いた「小さい財布」をご紹介した。スマホは無敵のキャッシュレス対応に武装しても、現金オンリーの美味しいお店や1万5000円以上の衝動買いにはレガシーなプラスチック・クレジットカードがまだまだ必要な時代だ。
そんな時代のひとつの回答として自ら選んだ「小さい財布」だったが、まったく同じものを収納するなら基本的に、面積が小さくなれば高さはその分大きくなるのは必然と言う、基本的なことを忘れていた。フットプリントは気にいったが、まさか高さが40mmになるとは筆者の小さな脳みそでは予想できなかった。
思えば紙幣もクレジットカードも実際の厚さは超薄く、分厚くなるのは硬貨と重ね合わせた収納時の厚さとその革の重なり具合だ。そこに注目し改善したabrAsus(アブラサス)ブランドの「薄い財布」を、40mmの厚さにコロコロになった小さい財布を手のひらで転がしながら、脊髄反射的に衝動買いしてしまった。
薄い財布には、革のカラーや革の種類により多くのラインナップがある。ミーハーな筆者は昔、いくつも愛用してたハートマンのアタッシェケースの手触りを思い出して、速攻でヌメ革の「薄い財布 abrAsus(アブラサス)ダンボーVer.」(以降、ダンボー)を衝動買いした。早速届いた薄い財布を昨日までベストかも……と思っていた小さい財布と並べて比べて見た。確かに薄い!

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