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AIがプレゼン評価する「プレトレ」、詳細な資料評価が可能に

 株式会社ピーアンドアイは2023年2月7日、AIによる事業者向けプレゼンテーション評価サービス「プレトレ」を1月にリニューアルしたと発表。「プレトレ」のAIエンジンは、機械学習とパターン認識の基礎研究を行う東京大学大学院の山崎俊彦研究室、ビジネス研修サービスを提供する株式会社Rubatoとの共同研究により開発された最新技術を活用し、より詳細なプレゼンテーション資料の評価が可能になるという。

「プレトレ」は、プレゼンテーションを行う動画をアップロードすると、クラウド上のAIが判定し、複数の評価項目でスコア化する。主観的になりがちなプレゼンテーションの評価をAIによる判定で客観的に分析し、プレゼンテーションスキルの向上を図る。

 プレゼンテーション動画のスピーチ内容と話し方に関するスコア化に加えて、評価項目を時系列のグラフで表示。ユーザーは動画を見ながらプレゼンテーションの印象を確認できる。

プレゼンテーションのスピーチ内容と話し方を評価

レーダーチャートによる全体評価

(スピーチを時系列評価(上)。動画を再生をしながら確認)

 今回リニューアルとなったのは、「プレゼンテーションスライド解析」だ。プレゼン資料(プレゼンテーションスライド)の評価AIが大幅にリニューアルされた。PowerPointなどプレゼンテーション資料のスライドについての印象をページごとに採点。プレゼンテーションスライド作成にあたって重要となる8つの指標を満たしているかを評価し、指標を満たしていくことで、見やすいスライドを作成する能力を磨く。

 過去に作成した資料と比較し、できなかった指標を修正していくことで、プレゼン資料の向上を図る。

 また、新たに「管理者機能」「販売店向け機能」を拡張。組織や利用者、コンテンツ単位など、多様な分類により集計が可能となった。

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