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国際的スタートアップコミュニティーを渋谷に 官民連携で新会社「シブヤスタートアップス」設立

 渋谷区、東急株式会社、東急不動産株式会社、GMOインターネットグループ株式会社は2023年2月13日、渋谷に国際的なスタートアップコミュニティーを誕生させ、育むことを目指して、シブヤスタートアップス株式会社を2月下旬に設立することを発表した。

 渋谷には2000社を超えるスタートアップが拠点を構え、国内最大級のスタートアップコミュニティーが形成されている。一方で、国際競争力を持ったスタートアップを生み出すことは、渋谷だけでなく、日本の課題にもなっている。こうした中で渋谷区は、世界の先進自治体と同様、官民で連携した環境整備が必要との考えから、東急、東急不動産、GMOインターネットグループと合弁会社設立に関する契約を締結した。

 シブヤスタートアップスの事業内容は、(1)スタートアップ向けの育成プログラム事業 (2)コンサルタント事業 (3)その他スタートアップ支援を目的とする事業。これらを推進することで、日本最大級のスタートアップコミュニティーをさらに発展させ、国際的なイノベーションが起きる街を目指し、国際競争力を持った新産業や雇用の創出などを通じ、渋谷の地域経済の発展に寄与することを目指す。

 シブヤスタートアップスの代表取締役社長には、グローバル企業の勤務経験や国内外多くのスタートアップのアドバイザーを務めた渡部志保氏が就任し、幅広いネットワークを生かして事業を推進する。

 渋谷区は新会社の事業の遂行を監督するとともに、区が行う実証実験支援事業「Innovation for New Normal from Shibuya」などと連携して、スタートアップの成長を支援し、区民の生活を豊かにするイノベーションを生み出すことを目指す。東急、東急不動産、GMOインターネットグループの各社は、それぞれが培ってきたネットワークや事業ノウハウを生かして事業をバックアップし、スタートアップの成長を支援する。

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