新車を買った情報2023第114回

フォレスターのFRチックなテールスライドと氷点下二桁台の燃費

文●四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リアから滑り始める愛いヤツ……という落とし穴

 このホイールに履かせたスタッドレスタイヤは北の定番、ブリヂズトンの「BLIZZAK DM-V3」です。サイズは純正と同じ225/60R17。重心の高いSUV専用に開発されたという触れ込みのタイヤで、先ほどのディーラーで取り付け工賃込み11万円。他よりお高いですが、年数を経てもゴムが硬化しにくく、長く使えて結局お得というのがこのタイヤの評判です。

 舗装路面ではトレッド面が柔らかいおかげで乗り心地は良好。にも関わらずハンドリングはシャープで横方向の腰砕け感もなく、車重のある腰高なクルマであることを意識させません。スタッドレスタイヤは横に細かいサイプが切られているため、ピッチを伴うノイズがつきものですが、それもほどほどに抑えられています。ノーマルタイヤより排水性は劣るので雨の高速をすっ飛ばす気にはなれませんが、それ以外は夏タイヤと変わりません。

 しかし、たとえタイヤの性能が十分でも、雪が降ると車重1.7トンというフォレスターの弱点は隠せません。今までの感覚で減速しても止まれず、日陰になった坂の下りや路面の磨かれた交差点ではザザザーッとABSが顔を出します。普段より手前から微速に落とす癖を付ければ済むとはいえ、冬はやっぱりSUVの運転はつまらないんだなあというのが第一印象でした。

 ただうっかり滑らせてしまった際の挙動はちょっと面白い。アクセルオンで滑るのは必ずリアから。おお、まるでFRのようではないか、愛いヤツよのう。もしかしたら冬でも運転楽しめるんじゃないのフォレスター。うほほほほ。

 問題はそんな浮かれた心持ちから大急ぎでカウンターを当ててしまう私の癖です。このクルマ、後輪が滑っても直ちにハンドルを切った方向へ進もうとするようで、あまり慌ててカウンターを当てても、またリアが逆方向へ滑りはじめる。おわわわわっ。

 駆動力の配分やらスタビリティーコントロールやらで、挙動を制御しているのでしょうか。実際、滑ると外へ膨らむだけのビスカス四駆に比べて御し易いですが、身についた動作もなかなか捨てられません。リアが滑りはじめたらハンドルは中立付近に戻すだけ。そもそもリアが滑るような加速やコーナリングはしない。そういったことを心がけつつ、まだフォレスターとの対話は継続中です(楽しい)。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

過去記事アーカイブ

2026年
01月
02月
03月
04月
05月
2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
02月
05月
09月
10月
11月
12月
2016年
07月
09月
11月