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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第85回

【今月の自作PCレシピ】春からPCゲーミングデビュー! コストを抑えたゲーミングPCを組もう

2023年01月14日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

春からPCゲーミングデビュー!

 2023年のPC自作レシピ第一弾は、この春に新生活を迎える人におすすめするコストを抑えたゲーミングPCだ。ミドル級のゲームタイトルをフルHD解像度で楽しめ、写真の加工と軽い動画編集も行なえるスペックを備えるレシピをパソコンショップ アークの店長渋谷さんに考えてもらった。

 価格面だけでなく、はじめてPCを組む人のことを考えてPCパーツを選んだという渋谷さん。レシピはOS別で約14万円。液晶ディスプレーなど、パソコン環境一式を含めて20万円以内に収まるようになっている。

秋葉原駅からちょっと歩く、銀座線 末広町駅そばにあるパソコンショップ アーク。ゲーム好きのスタッフが多い、老舗ショップだ

同店店長の渋谷さん。ゲーマースタッフのひとりだ

組みやすさを考えた低コストゲーミングPC

 新年早々、第13世代インテルCoreプロセッサーの無印型番が投入されたが、コア数が増えた関係で、Core i5でも4万円を超えており、コストを抑えて組むにはあまり向かない。

 その点、渋谷さんがチョイスしたCore i5-12400は6コア/12スレッド、最大4.4GHz動作で3万円を切っている。前世代ではあるがパフォーマンス、価格ともに魅力ある製品だ。

 そんなCore i5-12400に、同じく前世代チップセットのインテル B660採用マザーボードやDDR4-3200メモリーといったシンプルかつ定番のパーツを組み合わせている。

渋谷さんチョイスの低コストゲーミングPC

6コア/12スレッド、4.4GHzで動作する第12世代CoreシリーズのCore i5-12400を組み合わせている

クリエイティブ系アプリの処理能力を重視するなら、プラス1万円して第13世代に属する10コア/16スレッドのCore i5-13400を選ぶのもありだ

はじめてPCを組む人のことを考えた、低コストゲーミングPC
CPU インテル「Core i5-12400」
(6コア/12スレッド、最大4.40GHz)
2万9970円
マザーボード ASRock「B660 Pro RS」(インテルB660、ATX) 2万1980円
メモリー Crucial「CT2K8G4DFS832A」(8GB×2枚、DDR4-3200) 6380円
SSD KIOXIA「EXCERIA G2 SSD SSD-CK1.0N3G2/J」
(1TB M.2 SSD、PCIe 3.0)
9980円
ビデオカード GIGABYTE「GeForce RTX 3060 EAGLE OC 12G (rev. 2.0)」
(GeForce RTX 3060、12GB GDDR6)
5万6800円
PCケース Thermaltake「Versa H26」(ミドルタワー) 7980円
電源ユニット ASUS「TUF-GAMING-650B」(650W、80PLUS BRONZE) 7280円
総額(税込)   14万370円

※価格は1月10日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

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