累計検査数10万件を誇る「スマート脳ドック」が宮城県内の5医療施設で受診可能に!
スマートスキャン株式会社
世界初のMRIシェアリングエコノミーモデルで、脳ドックが受診しやすい環境を整備
病院やクリニックのDX推進をサポートするスマートスキャン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:濱野斗百礼、以下、スマートスキャン)は、脳ドックをWEBから簡単に予約、検査は受付からお帰りまで30分の「スマート脳ドック」が宮城県内の5医療施設で受診が可能になったことをお知らせいたします。
ttps://smartdock.jp/lp/miyagi
今後、スマートスキャンはこのシェアリングエコノミーサービスについて、47都道府県での導入を目指します。誰でも気軽に「脳ドック」を受診できる環境整備を進め、高度医療機器を使用した健診をより身近にしていきます。
宮城県内の「スマート脳ドック」導入医療施設(50音順)
・公益財団法人宮城厚生協会 泉病院(宮城県仙台市泉区長命ヶ丘2-1-1)
・くろさわ脳外科画像診断クリニック(宮城県塩釜市錦町6-32)
・医療法人泉仁会 仙台中江病院(宮城県仙台市青葉区中江1-10-18)
・独立行政法人地域医療機能推進機構 仙台南病院(宮城県仙台市太白区中田町字前沖143)
・医療法人松田会 松田病院(宮城県仙台市泉区実沢字立田屋敷17-1)
宮城県の健康課題である、肥満と脳血管疾患について
「宮城県の健康課題」によると、県民の健康課題として「肥満が多い」「メタボ(該当者および予備軍の割合)が多い」「脳血管疾患が多い」「歩かない人が多い」「塩分過剰」「喫煙者が多い」があげられています。
(※「宮城県の健康課題」宮城県保健福祉部健康推進課[令和3年7月更新])
【肥満について】
特に肥満は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクも高めるといわれているほか、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、痛風、全身のがんの発症とも密接に関係しています。
肥満傾向がある場合やBMIの数値が高く実際に健康障害が現れている場合、肥満症や高度肥満症と分類され、医師の指導のもとで治療が行われることがあります。
治療の目標は肥満にともなう健康障害の解消・軽減や予防です。
食事療法としては摂取エネルギーの制限を基本に、栄養素のバランスを保つことが大切です。
また、運動療法としてはウォーキングやランニングといった有酸素運動が効果的とされています。
【脳血管疾患について】
年齢調整死亡率をみると、宮城県の血管疾患と脳梗塞の死亡率は、男女ともに全国平均よりも高い割合です。
また、脳血管疾患による内訳は、脳内出血の割合が高いことがわかります。
脳血管疾患は、発症すると大きな障害が残る場合があります。要介護者の介護が必要になった主な原因(全体)をみると「認知症」に次いで「脳血管疾患」が第2位で、特に男性は介護理由の第1位です。(※「令和4年版高齢社会白書」より)
将来的な脳血管疾患発症を予防するためには、バランスのとれた食事・適度な運動・良質な睡眠を心がけ健康的な生活を送るとともに、脳の健康状態を定期的にチェックし、リスクがあったら早めに治療に結び付けることが大切とされています。
“受付からお帰りまで30分”の「スマート脳ドック」について
「スマート脳ドック」は、脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRIおよび頭部・頸部MRAの検査です。
WEBで予約と問診票の事前登録を行い、検査結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、受付からお帰りまで30分と医療施設での滞在時間を短縮しました。
撮像されたデータは、放射線科診断専門医と脳神経外科専門医がダブルチェックを行い、受診から1週間以内に受診者のマイページへ結果を公開しています。
万が一異常が確認された際も、検査施設の専門診療科での精密検査や地域医療連携で専門医を紹介するなど、治療につなげています。
2018年1月からサービスを開始し、これまでの累計受診者数は10.1万人を超えました(2018年1月~2022年11月末実績)。
また、受診施設は30都道府県138施設(12月12日現在)まで拡大しました。
・「スマート脳ドック」サイト https://smartdock.jp/
MRIシェアリングエコノミーモデルについて
日本は、人口当たりのMRIの保有台数は世界一です(*1)。
その利用実績には、地域差や施設差、医師数が関係しており、採算面や臨床面でもその活用については検討が必要とされています。
スマートスキャンが提供するMRIシェアリングエコノミーモデルは、医療施設が保有するMRIの未稼働時間を活用し「スマート脳ドック」を提供する仕組みです。
医療施設にとっては予約獲得や撮像画像データの読影などに手間をかけることなく脳ドックを実施でき、MRIの稼働率と採算性を上げることができます。
現在、「スマート脳ドック」の仕組みを活用したこのサービスは、2020年7月のサービス開始から約2年半で30都道府県135施設(12月12日現在)に提供しています。
総合病院をはじめこれまで脳ドックが行われていなかった整形外科や乳腺内科でも脳ドックが実施されています。
[*1:OECD health care activities 2019]
スマートスキャン株式会社について
「病気にならない世界」の実現に向け、誰もが気軽に受診できる画像診断の環境づくりをすすめています。
「スマート脳ドック」サービスをはじめとする事業を通じ、多くの人が健康に暮らせる時間の創出に貢献していきます。
【スマートスキャン株式会社概要】
・社名:スマートスキャン株式会社
・設立:2017年2月
・所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階
・代表取締役:濱野斗百礼
・事業概要:医療プラットフォームサービス「スマート脳ドック」運営、MRIシェアリングエコノミーサービス参加医療施設の「スマート脳ドック」導入と運営サポート事業、クリニックプロデュース事業、パーソナルヘルスケアレコード(PHR)の収集・解析による新規事業
・URL:https://smartscan.co.jp/
スマートスキャンはSDGsを推進しています。
・目標3:すべての人に健康と福祉を
「病気のない世界を作る」を企業理念に、「スマート脳ドック」サービスをはじめとする
事業を展開。これにより、疾患の早期発見と治療を可能にし、人々の健康に対する意識
向上と予防医療に寄与していく。
・目標8:働きがいも経済成長も
企業の持続的な成長と利益の実現のために、従業員の生産性や帰属意識向上のために
健康を第一に考え、働きがいと企業の成長に寄与する。また、すべての人が受けやすい健診環境を整える事業を展開し、社会全体の活性化を目指す。
・目標11:住み続けられるまちづくりを
ITの力によって、高度医療機器のシェアリングエコノミーモデルを可能にし、脳ドックを手軽に受診出来る環境を整えていきます。また、医療資源の地域格差を解消し、安心して住み続けられるよう地方創生に貢献します。
・目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
医師や医療施設、個人や企業・団体などと幅広くパートナーシップを築くとともに、オープンイノベーションや産学連携などによって、人々や社会のウェルビーイングを守ります。
スマートスキャンでは、「スマート脳ドック」シェアリングエコノミーモデル導入を希望される医療施設、福利厚生などで「スマート脳ドック」のご導入を検討される法人さまからのご相談を受け付けております。ご興味のある方は、お問い合わせください。
・医療施設関係者の方:https://smartdock.jp/sales-support/form
・法人関係者の方:https://smartdock.jp/sales-support/form