ニューカラーの「CBR250」と「レブル 1100 バガーモデル」
そして「CB1300 SUPER FOUR 30thアニバーサリー」
2023年モデルと言うべきなのか、「CBR250RR」に新しいカラーリングが追加された。パールグレアホワイトと、グレイメタリックのカウリングはスッキリとした大人のイメージ。そこにブルーのラインが入ることで、洗練されたカラーリングとなっている。現状、変更されるのはカラーリングのみなので、購入時の選択肢が1つ増えたことになる。
「レブル1100」のバガーモデル(Bagger、ツアラーのカスタムモデル)は、大きなフェアリングが印象的な1台。これだけのフェアリングがついていれば、遠乗りにツーリングでも疲れは半減しそうだ。リアタイヤの両サイドに大きめのパニヤケースが装着されているので、2~3泊のツーリングにも対応できそう。1100ccのエンジンも走行中はストレスを感じないだろう。アメリカのロードムービーのように、旅に出たくなる1台だ。
「CB1300SUPER FOUR/SUPER BOL D'OR」はプロジェクトBIG-1の30周年記念モデルだ。こちらのカラーはホンダのフラッグシップモデルおなじみの、ゴールドと赤白の組み合わせだ。古くは「CB1100R」や「CB900F」などにも採用されたカラーリングで、ホンダのバイクの最高峰モデルのイメージが強い。ただし今回は、従来採用していたソリッドカラーをメタリックに変更している。前後ホイールとフロントフォーク、クランクケースに施されたゴールドは最高峰モデルの象徴と言える。フレームやカウリングのメタリックレッドも、特別な車両である事を主張している。タンク上部にペイントされた「30th BIG 1 PROJECT」のペイントが、CBファンならずともくすぐられるポイントだ。
今回発表されたモデルは、どの車両も個性的で魅力的だ。自分のライフスタイルに合わせて、選ぶのは購入前の大きな楽しみでもある。寒い冬をこたつの中で過ごしながら、来春発売されるバイクたちを吟味してはいかがだろうか。
■筆者紹介───折原弘之
1963年1月1日生まれ。埼玉県出身。東京写真学校入学後、オートバイ雑誌「プレイライダー」にアルバイトとして勤務。全日本モトクロス、ロードレースを中心に活動。1983年に「グランプリイラストレイテッド」誌にスタッフフォトグラファーとして参加。同誌の創設者である坪内氏に師事。89年に独立。フリーランスとして、MotoGP、F1GPを撮影。2012年より日本でレース撮影を開始する。
■写真集
3444 片山右京写真集
快速のクロニクル
7人のF1フォトグラファー
■写真展
The Eddge (F1、MotoGP写真展)Canonサロン
Winter Heat (W杯スキー写真展)エスパスタグホイヤー
Emotions(F1写真展)Canonサロン

この連載の記事
-
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ -
第582回
自動車
BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV -
第581回
自動車
フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」はオトナになったボーイズたちに勧めたいぜいたくな1台 -
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! -
第578回
自動車
クラウン・エステートで車中泊体験! 「おもてなし」シートで過ごすぜいたくなドライブ体験 - この連載の一覧へ

























