大東建託の自主検査に遠隔支援アプリSynQ Remote(シンクリモート)が導入
株式会社クアンド
複数検査員の移動コスト削減、品質管理の精度向上も。
株式会社クアンド(本社:福岡県北九州市、代表取締役:下岡 純一郎)が開発・販売する現場向けビデオ通話アプリ「SynQ Remote(シンクリモート)」が2022年10月17日より賃貸住宅最大手の大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)の建物の品質を確保するために独自に実施する施工者自主検査(以下、自主検査)」に本格導入されました。
移動の負担を減らしながら、従来と変わらない検査精度を実現
従来の大東建託の自主検査では、細かな箇所の目視検査をするために都度複数の検査担当者が現場に集まっていました。その移動には片道1時間程度かかる場合もあり、スケジュール調整や移動のコストが課題となっていました。今回SynQ Remote(シンクリモート)を導入することで、同アプリの的確で視覚的なポインタ指示や、高解像度な画像、検査記録のクラウド保存により、検査担当者の移動の大幅な削減を見込んでいます。また、リモート検査においても指摘率は従来の目視検査と変わらないことが試行導入期間に実証されています。移動時間の代わりに検査に時間を割くことで更なる精度向上も期待されています。
2021年11月より試行導入が行われ、適用業務や通信環境などの様々な検証を経て本年10月17日より1,500アカウントの導入となりました。
大東建託の自主検査とは
自主検査は大東建託が建築基準法に基づく中間検査と別に行う独自の検査で、建物の品質確保のための重要な工程です。全5項目のうち、まずは従来方式と同等の検査精度の維持が確認できた「区画検査」より、SynQ Remote(シンクリモート)が導入されることになりました。今後はさらに対象検査の拡大を目指していきます。
SynQ Remote(シンクリモート)について
SynQ Remote(シンクリモート)は、現場の「あれ、これ、それ」が伝わる遠隔支援・ナレッジ共有ツールで、人手不足・技術者不足、技術承継、労働集約型からの脱却といった幅広く「現場」と名の付く場所に共通する課題を解決するプロダクトです。手持ちのスマートフォンやPCにアプリをインストールするだけで使い始めることができます。
騒音対策、発着信機能、指示者からの遠隔撮影、現場ごとのグループ管理など、現場に寄り添ってこそ生まれた機能が多く搭載されており、オフィスワーカー向けのビデオ通話ツールでは実現できなかった現場の遠隔支援が可能になります。製造業やメンテナンス業、建築業、行政など導入されています。
現在SynQ Remote(シンクリモート)は、リアルタイム通話を中心としたサービスを展開しておりますが、今後はリアルタイム通話の前工程や後工程も自動化する機能を拡充していきます。リアルタイムの共有だけでなく、過去の履歴を参照できたり、報告書をスムーズに作成できることにより、現場の「知」を繋ぎ、生み出す価値を最大化することができるようになります。
製品ページ:https://www.synq-platform.com/
運営会社クアンドについて
「地域産業・レガシー産業のアップデート」をQUANDO DNAとし、多くの現場に伴走しながら見えてきた課題を解決するプロダクトとして2020年11月にSynQ Remote(シンクリモート)を発売しました。地域の雇用や経済を支える製造・建設などあらゆる現場で働く人々の「知」を時間・空間・言語を超えて「価値」に変換できる世界を目指しています。
会社名 :株式会社クアンド(英文社名:QUANDO, Inc.)
創業 :2017年4月25日
所在地 :福岡県北九州市八幡東区枝光2-7-32 /福岡市中央区大名2-4-22 3F OnRAMP内
事業内容:アプリケーション・WEB開発、DXに関するコンサルティングなど
代表者 :代表取締役/CEO 下岡純一郎
URL :https://www.quando.jp/
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