ペンとして使えるコントローラーは面白そう
本体以外で面白かったのはコントローラーです。リング状の部分をなくしてスペースを取り、左右のコントローラーそれぞれに独立のチップを搭載することで、いろんなことができるようになっていました。
特に面白かったのは、コントローラーのグリップ先端部に付属のペン先をつけることでペンのように使えるようにしたこと。「Gravity Sketch」という3Dのモデリングツールでは、空間上に絵を描くための機能を持たせています。このアップデートははなかなか便利そうなポイントだなと思います。
もうひとつのポイントは、このコントローラーがQuest 2でも使えることです。現在のコントローラーは先端部分の感覚が体感とズレてしまい、絵を描こうとすると非常に不便だったんですよね。そこを一体化させるという意味では非常に優れていると感じました。コントローラーはほかにもいろいろな機能が仕込まれていそうなので、今後何ができるようになるのか期待したいところですね。
今後の注目点としてはDepthセンサー周りでしょうか。今回あまりアピールをしていなかったのが意外でした。過去には、メタで行なっている研究として、3Dスキャンした空間を表示して、「Mirror World」化できることをアピールしていました。しかし、今回Quest Proで空間をスキャンして立体化するなどの機能ができるかということは一切アピールしていませんでした。チップ性能からくる限界なのか、センサーの限界なのか、まだ言いたくない部分なのか……というあたりはSDKが公開されないとわかりません。せっかくセンサーが入っているなら今までにないVR体験ができてもいいはずですよね。リリース以降また新しい情報が出てくるかなと期待しています。

この連載の記事
-
第144回
AI
わずか4秒の音声からクローン完成 音声生成AIの実力が想像以上だった -
第143回
AI
AIエージェントが書いた“異世界転生”、人間が書いた小説と見分けるのが難しいレベルに -
第142回
AI
数枚の画像とAI動画で“VTuber”ができる!? 「MotionPNG Tuber」という新発想 -
第141回
AI
AIエージェントにお金を払えば、誰でもゲームを作れてしまうという衝撃の事実 開発者の仕事はどうなる? -
第140回
AI
3Dモデル生成AIのレベルが上がった 画像→3Dキャラ→動画化が現実的に -
第139回
AI
AIフェイクはここまで来た 自分の顔で試して分かった“違和感”と恐怖 -
第138回
AI
数百万人が使う“AI彼女”アプリ「SillyTavern」が面白い -
第137回
AI
画像生成AI「Nano Banana Pro」で判明した“ストーリーボード革命” -
第136回
AI
画像生成AIの歴史を変えたNano Banana “一貫性の壁”が突破された2025年を振り返る -
第135回
AI
実在感が恐ろしいレベル 画像生成AIの常識をひっくり返した「Nano Banana Pro」 -
第134回
AI
“AI読者”が小説執筆の支えに 感想を励みに30話まで完成 - この連載の一覧へ














