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IoT調理ツール「ヘスタンキュー」、有名シェフとのコラボレシピ公開

 株式会社Felicidad(フェリシダ)は2022年9月12日、スマートキッチン家電「Hestan Cue(ヘスタンキュー)」において、ミシュラン掲載実績などを持つ有名シェフや日本の腕利き料理人とのコラボレーションメニューをレシピアプリ内で公開すると発表した。

「ヘスタンキュー」はIHヒーターと調理器具、専用アプリがBluetoothで連動し、誰でも簡単にプロ級の料理を仕上げることができるとするスマートキッチン家電。調理工程の中で難しく、テクニックが必要な「火入れ」について、加熱温度、加熱時間を1度単位で自動調整。絶妙な火加減を自宅で実現することを可能とし、世界20ヵ国以上で展開する。

 今回「ヘスタンキュー」の日本語専用レシピアプリ内で、動画チャンネル「料理王国FOOVERjapan」と企画し、有名シェフとのコラボレーションレシピ3種を順次公開する。

 コラボレーションレシピ第1弾は、フランス料理界の巨匠ポール・ボキューズ氏が手がける本格ブラッスリー「ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座」の料理長、星野晃彦氏が監修した「鶏肉の赤ワインビネガー煮」。星野シェフこだわりの鶏肉への火入れ方法を完璧に再現。風味豊かで上品な仕上がりを再現する。

 第2弾は「ミシュランガイド東京版」で7年連続ビブグルマンを獲得した実績を持つ「初代 割烹 高橋」の店主、高橋豊和氏による「牛肉と茄子の治部煮」。和食で最も難しいとされる煮込みやとろみについて高橋シェフの理想通りに再現できる。

 第3弾は銀座の名店イタリアン「アロマフレスカ」のオーナーシェフで、15年間ミシュラン一つ星獲得の実績を有する原田慎次氏による「シーフードリゾット」。火加減が肝となるリゾットを、食材を入れるタイミングから詳細に再現。レストランで食べるような魚介の旨味を凝縮した、風味豊かで見た目も鮮やかな逸品だ。

 各オリジナルレシピは「ヘスタンキュー」の特長を生かすようにそれぞれのシェフが開発。下ごしらえから調理中の火加減、加熱時間などシェフの技をくまなく伝授し、プログラム化されている。アプリと接続するだけで、自宅で本格的なプロの味を体験することが可能だ。

 へスタンキュー米国本社のキッチンラボでは、「Culinary Scientist (カリナリーサイエンティスト)」と呼ばれる食の科学者や専属シェフが実験を重ね、食材やレシピごとにステンレスの調理器具に最も合った温度帯をデータ化。データをもとに構築されたアプリ内のレシピに調理器具が連動することで、プロの技などの再現性を持たせている。アプリ内のレシピはすべて動画化され、下ごしらえから盛り付けまで、調理工程ごとに30秒程度で構成。肉や魚を焼くレシピは、個体の重量やサイズを計測してアプリに入力し、希望の焼き加減を選ぶことで「ヘスタンキュー」が焼き上げる。

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