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アルダグラム、電子小黒板に公共工事における改ざん検知機能を提供

 プロジェクト管理アプリ「KANNA(カンナ)」を運営する株式会社アルダグラムは2022年8月29日、公共工事における改ざん検知機能を備えた電子小黒板の提供を開始した。

「KANNA」は建設業、製造業、不動産業などノンデスクワーク業界における現場の生産性向上を図る施行管理アプリ。最新の図面へワンクリックでアクセスする機能や、リアルタイムで工事状況をシェアする機能などを搭載。パソコン、スマートフォン、タブレット端末で利用できる。

 電子小黒板を利用することで、現場での写真撮影の際にスマートフォンで手軽に黒板を作成できるため、現場に大量の黒板を持ち運ぶ必要がなくなる。また、「報告書作成機能」により、撮影した黒板写真で報告書を作成することができるなど、業務効率化を図れる。

 今回リリースした改ざん検知機能を備えた電子小黒板は、公共工事を請け負う企業からの要望に応えて開発に至った。「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)」が提供する改ざん検知機能を搭載した。公共工事の特記仕様書などでは、小黒板情報電子化を使用する際、電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC暗号リスト)に記載の技術を用いて、信憑性確認(改ざん検知機能)がある製品を使用することとしている。J-COMSIAは正しく信憑性確認(改ざん検知)機能が実装されているか検定しており、「KANNA」は同検定に合格している。

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