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noco CEOが語る、「nocoセールス」で実現する短期間で顧客を獲得する「ファストセールス」
「nocoセールス」を開発したnoco株式会社は、デジタルワークプレイスツールの開発提供を行うスタートアップとして、2017年に設立。
同社創業、CEOの堀辺憲氏は、SaaSクリエイターとして、マニュアル&ナレッジ管理アプリ「toaster team」、クラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」の開発を手掛けている。
クラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」は堀辺氏の約14年にわたる営業経験から、営業現場に散見する課題を解決すべく誕生した、顧客獲得ツールだ。
「営業職は業務範囲が広く、すでに顕在化している顧客から、潜在的な見込み客まで電話やメールなどでアプローチする。契約を結んだ後もカスタマーサポートがない会社では営業職が引き続きリテンションする。集客から顧客獲得、その後の維持までひとりの営業職が担うケースが多い中、短期間で効率的に顧客を獲得するツールの需要を感じ、課題解決ツールを提供しようと思った」と堀辺氏は開発に至った背景を話す。
従来の営業は、営業先に送った資料はいつ開封したか、どこに興味や関心があるかはわからず、手探りでアプローチをするケースが多い。
「nocoセールス」はこの課題解決のため、マーケティング機能を搭載。顧客が資料を閲覧する度に通知が入り、リアルタイムで閲覧状況の把握を実現した。
「たとえば資料を100件に送り、そのうちの50件が興味や関心があるとわかれば、残りの開封していない顧客には連絡をする必要がない。今までやみくもに電話をかけていた状況から、優先順位をつけて短期間でロイヤリティーの高い顧客を絞りこむことが可能」(堀辺氏)
「nocoセールス」は資料上の画面で顧客行動分析からチャットなどのコミュニケーション、ポップアップによるキャンペーンなどの案内などが完結する。ワンストップで集客から顧客獲得、リテンションまでができるため、人材不足に直面する中小企業の営業効率化にも適した「ファストセールス」実現ツールだ。
「セールス内容がよいものであっても、連絡のタイミングが合わないと顧客のフラストレーションがたまる。営業は顧客の興味が高まった状態のときに連絡があるのが最も商談や受注につながりやすいとされている。nocoセールスはその理想を実現し、やみくもにあたっていた今までの営業活動のからの解放を目指した」(堀辺氏)
「nocoセールス」は法人営業を中心に、新規顧客開拓、新たな自社サービス、製品の案内にも有効だという。nocoは2022年度で500社の導入を計画している。今後、「nocoセールス」に続く「n」ブランドとして、働く人と組織をエンパワーメントするデジタルワークプレイスツールを展開していく予定だ。
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