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「AIは簡単につくれる」4日間の高校生向けプログラムでAIへの興味と創る楽しさを体験

高校生プログラム「東京未来ファクトリー」レポート(DAY 4・後編)

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プログラミング言語はひとつをしっかり学べば応用が利く

 講演後の質疑応答の時間では、参加した生徒たちからたくさんの感想や質問が寄せられた。「次に流行りそうなものは?」という質問に、「わかっていたら作ります」と笑顔で返答。さらに「誰もが使うサービスよりも、100人のファンがいるサービスのほうが、これからはビジネスになる」と話した。

 また、「学生時代にもっとしておけばよかったこと」として、「プログラミングとものづくり」を挙げた。そのうえで、「若いうちでないとできないことはない。大人になっても、やりたくことなった時にやればいい」とアドバイスを送った。

 そのほか「ウェブサービスにおすすめの言語」を聞かれると、「言語はなんでもよいから、ひとつの言語をきちんとやると、他の言語でもキャッチアップできる」と回答。困ったときに質問できる環境があれば学習速度も上がるため、周囲にプログラミングを得意な人がいる場合はその人の言語を学ぶことがよいという。

Google Jamboardを使い、講演の感想や関氏への質問を共有した。

「AIへの興味や知識が深まる良い経験になった」

 DAY4の最後は修了式が行われ、参加した生徒全員がプログラムの感想などを伝えた。「プログラミングやAIに興味があった」という生徒が多いなか、「特に目標や夢がなかったので、経験の一つとして参加した」という生徒は、「東京未来ファクトリー」に参加したことで、プログラミングやAIへの興味が深まったという。

 また、DAY2とDAY3で行ったAIプログラミングも好評で「簡単にAIがつくれることに感心した」「他校の人と共同でアプリを開発する貴重な経験になった」「協力する大切さを学べた」といった意見が挙がった。

 DAY1とDAY4で2回にわたって行われた基調講演に感銘を受けた生徒も多く、「ウェブで調べても出てこない話をたくさん聞けた」「AIの知識もなく興味もそんなになかったけれど、先生の話に引き込まれて、AIの仕事をしてみたくなった」などの感想も伝えられた。

 今回の参加者の中には2020年度に開催した「東京未来ファクトリー」の1期生から勧められたという生徒もいた。プログラムの監修を務めた角川アスキー総合研究所の遠藤諭氏は「DAY2と3でプログラミングした作品は、想像以上に課題をとらえたものが多く、運営としても手ごたえを感じた。これをきっかけに、プログラミング言語の習得にもトライしてほしい」と伝えた。

 今回は対面での開催が難しく、すべてオンライン開催となったが、参加者には専用のslackを提供して、今後も学校を越えた交流や情報交換の場として活用していく。AI部を体験した工業高校の生徒たちがどのように自分の中に取り込み、今後の学びやものづくりに役立てていくのか。彼らの今後の活躍に期待したい。

最後に参加者全員でオンライン集合写真を撮影

高校生プログラム「東京未来ファクトリー」レポート(DAY 1・前編)の様子はこちらから
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