コンテンツホルダーやクリエイターが簡単にNFTを販売できるブランディング型NFTマーケットプレイス「memoria（メモリア）」を正式リリース

　メモリアは2月8日、コンテンツの世界観を崩さずにNFTを販売できるブランディング型NFTマーケットプレイス「memoria（メモリア）」を正式リリースした。

　企業が特定コンテンツのために立ち上げるNFT販売サイトの良さである「世界観の構築」や「ブランディング」を大切にできるメリットはそのままに、プラットフォームとしてのユーザー回遊性やグローバルへの販売機能を備えたまったく新しいNFTマーケットプレイスという。プラットフォームによる集客メリットを得ながら、特定コンテンツ販売サイトと同様のブランディングも行なうことができる新しい形のNFTマーケットプレイスの形を提案する。

　コンテンツオリジナルの特設ページをオーダーメイドで作成してNFT販売を行なうため、コンテンツホルダーやクリエイターは自分自身の専用サイトのようにNFTを販売でき、他のコンテンツと横並びにならずそのコンテンツの世界観を崩さずにNFTの販売ができるとしている。また、memoriaでNFTコンテンツを購入するとコンテンツオリジナルの証明書を表示でき、ブロックチェーン上だけでなく視覚的にもNFTの保有をわかりやすく表現でき、NFTを購入したユーザーがSNSなどでより共有しやすい設計となっている。

　ブロックチェーンにはEthereum（イーサリアム）のセカンドレイヤー・ソリューションであるPolygonを採用。購入したNFTを他のユーザーに販売することができる2次流通機能の実装を予定している（現在OpenSea上ではEthereum・Polygon・Klaytnのブロックチェーン上で発行されたNFTが販売可能）。クレジットカード決済を導入し、ユーザーは日本円で簡単にNFTを購入できるため、暗号資産を持っていなくとも一般的なECサイトのようにNFTの購入を楽しむことができるという。

　また、memoriaはエイベックス・ビジネス・ディベロップメントと業務提携し、ASMRボイスアーティスト蒔田つぐみの「うごくASMR」コンテンツのNFTコレクションの販売を開始。普段はYouTubeで静止画イラスト＋音声のみの蒔田つぐみのASMRコンテンツを、今回のNFTコレクション販売を記念して音声に合わせてイラストが動く特別限定バージョンとしており、今回のNFT販売のためだけに録り下ろした最新限定音声となっている。

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