疲れにくいオープン型、バッテリー駆動時間も改善
見た目は似ているものの、上位モデルのAirPods Proはノイズキャンセリングに対応しています。しかし他のカナル型イヤホンと同じく、耳の穴をふさぐように装着するので長時間の利用は疲れます。
これに対してオープン型のAirPodsは、多少の音漏れはあるものの、耳の穴の外側に置くように装着するので疲れにくいのです。こうした理由から、筆者はAirPods Proの購入後も、自宅での作業やビデオ会議には第2世代のAirPodsを使い続けてきました。
実際に第3世代モデルを試してみると、疲れにくいという印象は同じです。ただ、耳に当たる部分はやや大きくなっており、第2世代よりもしっかりとした装着感があります。できれば購入前に試したほうがよいでしょう。
もう1つ注目したいのは電池持ちです。いま使っている第2世代モデルは毎日酷使したせいか、3時間強も使うとバッテリーが切れてしまいます。ビデオ会議が連続する場面では、左耳で1時間、次は右耳で1時間と、片耳ずつ充電しながら使うこともありました。
この駆動時間が第3世代AirPodsでは最長6時間に伸びています。実際に連続して使ってみたところ、5時間53分で最初のバッテリー警告音が鳴り、6時間41分で切断されました。丸一日は使えませんが、仕事利用にはかなり実用的な長さといえるでしょう。
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