メルマガはこちらから

PAGE
TOP

半導体・樹脂・鉄鋼材の逼迫により約7割の企業で製造原価に影響

PR TIMES

A1A
材料逼迫の長期化により半数の企業が利益減な状態に

製造業調達部門のソーシング業務を支援するA1A株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松原脩平、以下「A1A(エーワンエー)」)は、日本全国計79社の製造業調達担当者79名を対象に、材料逼迫状況に関するアンケート調査を実施しました。


■ 調査サマリー

全体の7割を超える企業で逼迫の影響により製品原価が増加していると回答。
全体の5割を超える企業が販売価格を上昇させず利益を低減して企業活動をしている
98%の企業で事業リスクを抑える対応を行っているが、2割の企業で改善効果が出ていないと回答
逼迫に関する情報収集先は取引先サプライヤが最も多いという結果。


■ 調査結果
1. 逼迫している材料として電気機器関連部品・樹脂関連品・鉄鋼関連品で83%を占める結果に。



(補足) 電気機器関連(電気・電子部品、電気ユニット)と回答者のうち9割は「半導体」と回答。

2. 全体の7割を超える企業で逼迫の影響により製品原価が増加していると回答。さらに全体の5割を超える企業が販売価格を上昇させず利益を低減して企業活動をしているという結果。


3. 事業インパクトを抑えるためにほぼ全ての企業で複数施策を実施しているという回答。


(補足) 本アンケートは調達担当者および管掌部門のみに実施。

4. 調達担当・部門の対応により事業インパクトは抑えられているものの、2割の企業で改善効果が出ていない結果。



5. 逼迫しやすい材料に関しては代替品の調査や在庫を抱えるなど特定の材料に絞ってリスク回避を行っていくという回答が多かった。



6. 逼迫状況の情報収集先ではサプライヤからの収集が最も多く、次いで日経新聞、Web、各新聞と続いた。



■ 詳細資料ダウンロード
回答者プロフィールや具体的な材料情報については以下にて公開中
ダウンロードはこちら【https://rfqcloud.com/download_survey_202108


■ 総括
巣ごもり需要、新型コロナウイルスにおける感染拡大、米国・国内材料工場での災害等による複合要因によって半導体・樹脂材料・鉄鋼材を中心として材料が逼迫しています。
調達担当は通常業務に加えて、事業リスクを最小化するための対応を行っているため、コストダウン活動や戦略的な業務が実現できなくなっていると推測されます。
また、多くの企業でサプライヤからの値上げ受け入れ・サプライヤからの情報収集を行っており、将来に備えて、過去の見積や交渉経緯などのソーシング情報を蓄積していくことが、ますます重要になりそうです。

■ 調査概要


調査方法:A1Aのメールマガジン購読者に実施したアンケート調査
調査期間:2021年7月16日(金)~ 2021年8月13日(金)
調査対象:全国の製造業調達購買関連従事者 79名


■ 調査背景と交渉履歴や価格決定経緯を蓄積する「RFQクラウド(R)」について
製造業調達購買業務のデジタル化を支援するA1Aでは、材料逼迫背景に伴い「サプライヤ との交渉経緯の蓄積」「定常調達業務の効率化」「新規サプライヤの開拓」に関するご相談が急増しており、本調査を実施致しました。

「RFQクラウド(R)」は購買調達における見積を中心とした交渉経緯や価格決定経緯を蓄積するクラウド型見積システムです。見積業務やサプライヤとの交渉履歴の蓄積に課題を抱える多くの企業で本製品を採用いただいています。

A1Aは今後も本製品の提供を通じて購買調達のDX実現を支援し、日本のものづくり競争力の強化に貢献してまいります。

■ A1A株式会社(エーワンエー)
本社所在地:東京都千代田区神田三崎町2-6-7 田中衡機ビル7F
代表者  :代表取締役 松原脩平
設立   :2018年6月
資本金  :2億7955万4千円 ※資本準備金含む(2021年8月17日時点)
事業内容 :「RFQクラウド(R)︎」の企画・開発・運営・販売、購買調達コンサルティング
URL   :https://www.a1a.co.jp/

本リリースについて
ニュースリリースに掲載されている、サービス内容、価格、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後、様々な要因により予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。