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オンライン国際交流「World Classroom」の自社開発システムが完成

PR TIMES

HelloWorld株式会社
3機能追加で教員の負担軽減、交流促進に寄与

HelloWorld株式会社(本社:沖縄県沖縄市、CEO:野中光)は新型コロナウイルス感染拡大以降、開発を続けていた教育現場向けの国際交流プラットフォーム World Classroom の自社システムをローンチしました。7月には、自社システムを使って初めてのWorld Classroomを沖縄県内の中学校で実施。今後は3機能の追加を予定しており、さらに交流促進と教員の負担軽減を進める英語学習ツール・交流プラットフォームとして強化をしていきます。





UIにこだわり 英語学習の親しみやすさを演出
World Classroomは教育現場向けにHelloWorld株式会社が提供するオンライン国際交流プラットフォーム。
このほど完成した自社システムでは活発かつ円滑な交流を推進する3ステップの機能が備わっています。


https://youtu.be/JihiTxsICVs

STEP1
My Work:英語のプレゼンテーションを作成



音声認識技術を用いて、自分のことや文化や地域を紹介する英作文を作成。
ネイティブの発音をまねしながら実践的な発話練習

STEP2
My Classroom:互いの実践を共有しブラッシュアップ
生徒一人ひとりのプレゼンテーションを共有する

STEP3
World Classroom:海外の学生と交流する
海外の学生とオンラインで繋がりコミュニケーションをする
大人数で会話をしたり、個別でコミュニケーションをするなど細分化も可能

World Classroomは学習した英語を「人に伝える」という動機付けでアウトプットし、磨く。実際に交流するという実践的な導線を自社システムで完結するよう実現。英語学習を生きた学びにできるように開発しました。
学生が使っていて「楽しい」「使いやすい」と感じられるようユーザーインターフェースも意識。楽しく学習ができるシステムとなっています。

開発担当者のコメント エンジニア屋部辰朗 
World Classroomは、児童生徒に「英語を通して海外の学生と話してみることによって世界の広がりを感じてもらえるようなアプリになればいいな」という思いで制作しています。
中高生だとなかなか海外の人と話す経験も少なく、交流時もいきなり話そうとすると難しいのが現状です。




World Classroomはその交流の前に話す内容と話す力を準備する役割を果たせるようにSpeaking練習機能を備え、練習した結果を認識率として表示。自身の成長がわかるように成績確認機能を備えました。


今後は3機能追加 教員の負担減と交流を円滑化へ


近年は新学習指導要領に基づき、進められている英語教育(外国語教育)においては、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(発表・やり取り)」「書くこと」の力を総合的に育む施策が進められています。また「GIGAスクール構想」を中心に、学校現場のデジタル環境の整備も進んでいます。
一方で、学校現場では教員の業務効率化が課題とされています。しかしながら英語教育の「書くこと」「話すこと」の評価については負担が大きいことも事実です。
今後、World Classroomは、学習・交流を行った学校関係者からのヒアリングをもとに、3機能を追加します。新機能により、教員の負担軽減と円滑なコミュニケーションができるシステムに向上していくことが期待できます。

1.AIファシリテーター機能
児童生徒が1対1など少人数で海外の生徒とオンラインでコミュニケーションする際に、生徒が主体的に発話できるように、会話を手助けする「AIファシリテーター」機能を開発する。

2.英文法自動添削機能
英語教諭が生徒の英作文チェックに膨大な時間を使用している課題を解決するために、プレゼンテーションの原稿などについて、自動で英文法を添削する機能を開発する。

3.単語・イディオムの活用判定機能
生徒が教科書で使用した単語やイディオムを生徒が実際にプレゼンテーション原稿などにおいて活用しているか判定する機能を開発する。


上記の機能は2021年中の追加を目指しており、2022年2月までに県内の中学校と高校と連携して効果検証をする予定です。なお、これらの機能追加を伴う開発は、沖縄県の補助事業「令和3年度 IT活用ビジネスモデル・テストベッド構築支援事業 スモールビジネス創出支援部門」に採択されました。


World Classroomとは?
世界の教室をつなぐ オンライン国際交流プラットフォーム
最新の音声認識技術などを活用し、生徒の主体的な学びを後押しすると同時に、自動評価システムによる教員の負担軽減を目指します。
新学習指導要領の運用に伴って学校の英語教育がより実践的に変わる中で、「書くこと」・「話すこと(発表・やりとり)」の指導や評価付けにおいて、教育の負担が大きくなることが予想されます。
WorldClassroomでは、生徒が発話した英単語数や、発話内容の正確性などについて自動的に数値を算出することができ、教員の評価付けを簡素化することができます。
また、生徒としては、同世代との交流を通じて、英語の必要性を体感することができるほか、事前事後学習としてプレゼンテーション等を何度も繰り返し練習することができるようになります。