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新車を買った情報2021 第76回

マツダ ロードスターRF エアクリーナーの効果に驚く

2021年06月12日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■思い立ったらすぐ交換できる整備性の良さ

 ND型ロードスターのエアクリーナーエレメントの交換時期は、通常3万キロ。シビアコンディションで1.5万キロということになっております。気付いた時点での走行距離は3万3700キロですから、いずれもオーバー。

 エアクリーナーが汚れて何がまずいかというと、吸気抵抗が増えます。すると混合気のバランスが変わってしまうので、クルマの方でガソリンの噴射量を調整します。だから余計にスロットルを開けなければならなかったり、アクセルレスポンスにトロさを感じたりするわけですが、そのまま放っておくといずれ酸欠でエンジンは止まってしまいます。

 これはヤバいってんでモノタロウでマツダ純正部品を購入。うちのクルマはどノーマルで排気系もいじっておりませんから、ここは純正が良かろうということです。品番は「PEES-13-3A0」。価格は税込み3465円。お安いものでありました。

 さあ初めてのエアクリーナー交換だぞ、というので気合を入れて臨んだものの、これが拍子抜け。作業は1分やそこらで終わります。クリーナーケースに接続されているパイプ類を外す必要もないので工具も不要。クリーナーケース右側が2箇所が爪で止まっていて、左上下のクリップを外して持ち上げるとエレメントをずるずる引き出せるというものです。

 新品を入れる場合は逆の手順で押し込むだけ。フィルター面の平らな方が上。右の爪が差し込まれていること、外枠についたガスケットがクリーナーケースに当たっていることを確認して蓋を締め、クリップ2箇所を止めたらおしまい。

 なんという整備性の良さでありましょう。こんなにエアクリーナーエレメントの交換が簡単なクルマは、私は初めてであります。さっさと交換しておけばよかった……。

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