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アドバンテック、絶縁型I/O、DeviceOn/iEdgeソフトウェアを装備したDINレールエッジコンピュータ、ARK-1220Fを発売

PR TIMES

アドバンテック株式会社

産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区、以下アドバンテック)は、超コンパクトシリーズARK-1000に加わる最新モデルARK-1220Fを発表しました。DINレールでの取付けが行えるファンレスエッジコンピュータ、ARK-1220Fは、さまざまな産業オートメーション用途向けに絶縁型I/Oを装備しています。またIntel Atom(R) E3940 QCプロセッサを搭載し、単一ベゼル上にフロント側からアクセス可能なI/Oポートを特長としています。ハードウェアとソフトウェアを統合したこのコンパクトなソリューションは、マシンオートメーション、キャビネット内での装置統合、屋外設備などの用途が抱える課題解決に最適です。

DeviceOn/iEdgeを活用した集中型管理
ARK-1220F はDeviceOn/iEdge産業用アプリを活用して最適な機器管理、生産性をご提供します。DeviceOn/iEdgeはModbus、OPC-UA、ODBCなどの標準的な産業用プロトコルを使用し、多様な機器から取得されるデータの統合をサポート。またこのアプリを使用すると、機器ステータス管理やリアクションルールエンジン、またデータ可視化のためにインストールされたダッシュボードUI、異常通知機能を介し、リアルタイムでの機器応答、予防的メンテナンスも可能です。ARK-1220F はWindows 10 IoT下でTrusted Platform Module(TPM)2.0、BitLockerを動作させ、セキュリティはWISE-DeviceOn統合型McAfee、Acronisで保護されています。こうした一連の機能によって、さまざまな産業用途に対し、コンパクトでセキュアなソリューションをご提供いたします。

コンパクトで高耐久設計
ARK-1220F はIP40保護規格に準拠した、高耐久でコンパクトなエッジコンピュータ(60×158×114 mm)です。振動や衝撃に耐える設計で、電源入力DC12~28 Vに対応し、気流0.7 m/sを伴う広い動作温度範囲(-30~60℃)での運用が可能。電源の信頼性に不安がある過酷な環境下でも優れたソリューションを実現します。さらにARK-1220F ではデュアルチャネルメモリソケットも使用可能で、最大8GB DDR3L 1866 MHz SO-DIMMに対応します。フロントパネルには、絶縁型LAN×2、絶縁型COM×2、USB 3.0×4、HDMI×1、VGAポート×1など、豊富なI/Oポートが装備されています。つまり、I/O、コンパクトなフォームファクタ、先進的な耐久性が組み合わさり、スペースに制限がある環境においても卓越した性能を発揮するソリューションが生まれるのです。

業界認定された絶縁型I/O
ARK-1220F は最大2.5KVの絶縁保護を備え、絶縁型COM、LANを備えています。このコンパクトなソリューションはIEC 61000認証を取得済であり、より厳しいEN 61000-6-2産業規格(工業環境におけるイミュニティレベル)に準拠しています。さらに、EN 55022認証への準拠によって電磁干渉への高い耐久性を提供し、EN 61000-6-4認証を通じて産業環境における排出基準を満たしています。アドバンテックのARK-1220Fは、安定したデータ取得・高電圧を防ぐ絶縁処理を必要とするような、省スペースで過酷な産業アプリケーションに最適な製品です。

DINレールファンレスボックスコンピュータARK-1220F


最大1.8GHzのIntel Atom E3940クアッドコア SoCターボブースト
前面ベゼルに必須のI / Oポートを搭載したDINレールシステムを採用
2.5K VDCに保護された分離型Intel GbE / COM
2.5K VDCに保護された絶縁型8ビットGPIO(4DI / 4DO)
4 x USB 3.0 / 1 x USB 2.0
1x 4K HDMI / 1x VGA搭載の2台画面同時表示
1x フルサイズmini-PCIe(ナノSIMホルダ搭載) / 1x M.2 2230(WIFI用)
mSATA / 1x 2.5インチSATAストレージデバイス
広範囲な電源入力:12V~28V