■人力対電力の戦い最終結果発表
さて、そのフレックススピーダーにも、フリーターンクロスレンチと同様、デジタルトルクゲージとラチェットアダプターを取り付けて作業した。
その結果、ナット外しに5.7秒。締め付けに6.9秒。ナットの締め付けはインパクトより1.2秒速い。私は神を殺してしまったのだ。
今回のすべての結果をグラフにまとめてみた。
作業時間全体としては、フレックススピーダーとインパクトレンチでは1.9秒の差があり、まだ電動工具の有利は揺るがない。ただ、省力化のコストとして考えると、マキタのTW700Dは実売2万6000円前後、Ko-kenのフレックススピーダーは6000円前後だから、ちょっとお得な感じもする。
そうは言っても作業さえ楽しければ趣味にコストは関係ないから、ナット外しはインパクトレンチ、締めるのはフレックススピーダー、フリーターンクロスレンチは車載にしようか、なんて考えていた。
ところがマキタより一桁安い値段で買え、作業の省力化にも十分役立つものがあったのだ。次回「電ドラボール トルク対スピード 勝つのはオレだ!」をお楽しみに(注:タイトルは予告と異なる場合があります)。
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