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T教授の「戦略的衝動買い」 第628回

話題の折りたたみモバイル3面モニター「Portable Tri-Screen for Laptop」を衝動買い

2021年04月15日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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2つのHDMIポートで接続すると、給電のために追加でType-Cケーブルがあと2本増えて、USB ACアダプターや時にはHDMI分配機などが必要になることもある

 基本的にはまったく問題なく簡単にTri-Screenは実現したが、問題は太くて硬くて曲がりにくい2本のHDMIケーブルと、給電用の2本のType-Cケーブル、加えてHDMI分配アダプターとUSB ACアダプターの余分な存在だ。自宅の定位置に設置したデスクトップPCのようなモバイルPCならそれほど問題はなさそうだが、家の中でもこの大袈裟な全パーツをズルズルと引き摺って別の部屋に移動する気にはならないだろう。

 USB 3.1 Gen2(Thunderbolt4 対応)のType-Cポートが複数ないモバイルPCの場合はいくつか課題の残るTri-Screenだが、テレワークの休憩中に、YouTubeなどを3画面で観てみるとそれなりに新鮮で何か新しい発見がありそうだ。もちろん、再生音はどれか一画面を選択するのが混乱がなくてベストだ。

人生初体験の3面YouTubeも再生ソースの工夫次第でなかなか楽しそうだ

 Tri-Screenの10.1インチモデルなら、ThinkPad X1 Nanoと一緒にケーブル2本を含めてもたったの1.8kg少々だ。スタバでのドヤリングを超えて新幹線の普通席でやってみたくなってきた。モバイルPCの単画面か?、マルチモニターか?、数の力ではなくウルトラワイドな大画面か?、いろいろ悩めそうなテレワークはまだまだ続きそうだ。

ThinkPad X1 NanoとTri-Screen+Type-Cケーブルの総重量は1857g。これはスタバ・ドヤリングを超えて新幹線ドヤリングも可能な重量だ

まだまだ続きそうなテレワーク。モバイルPCの単体使用、2画面拡張、多画面拡張、シンプルな超大型単一画面、そして今回のモバイルTri-Screenとますます選択幅が広がる

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:JAPANNEXT「2画面モバイルディスプレー Tri-Screen 10.1インチ
・購入:ヨドバシ.com
・価格:3万9800円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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