メルマガはこちらから

PAGE
TOP

Opensignal、世界のグループ・ビデオ通話のモバイル・エクスペリエンスを分析

PR TIMES

Opensignal
日本は75か国のうち、オランダ、韓国とともに上位を占めた



COVID-19の世界的流行に伴うビデオ通話アプリケーション利用の増加に対応し、Opensignal(本社:ロンドン)は、グループ・コミュニケーションのエクスペリエンスが接続の一番弱いユーザーの接続品質に依存すると仮定し、グループ・レベルでのユーザー・エクスペリエンスを数値化するための分析を実施しました。


調査は75か国で実施し、調査結果をもとに、グループ・ビデオ通話を0 ~100点で評価しました。
スコアが高いほど、グループ・ビデオ通話のスマートフォン・ユーザー全員が十分なエクスペリエンスを受けている可能性が高いことを示しています。


グループのビデオ通話分析では、日本、オランダ、韓国が上位にランクイン
75か国を含むグループ・ビデオ通話分析では、日本、オランダ、韓国がそれぞれ68.7点、68.6点、68.2点を獲得し首位を占めました。私たちの分析結果では、2~8人のグループ・ビデオ通話に参加しているスマートフォン・ユーザー全員が十分なエクスペリエンスの可能性を示しています。オーストラリア、米国および韓国を含む9つの5G主要国における4Gおよび5Gネットワークで観察されたグループ・ビデオ通話スコアを比較しました。

結果、グループ・ビデオ通話のスコアは、4Gより5Gの方が最大42.3%高かいことが分かりました。

5Gネットワークで測定したグループ・ビデオ通話の結果は、ほとんどの国で、4Gネットワークで測定した結果よりも7.3~20.2点高く、11.9%~42.3%の相対的な増加を示しました。


混雑時間帯の混雑は、グループ・ビデオ通話のエクスペリエンスに悪影響
Opensignalは、私たちのグループ・ビデオ通話の測定値が時間帯によってどう変化するのかを分析しました。私たちのデータは、グループ・ビデオ通話に参加している全ユーザーが十分な接続を持つ可能性に影響する要因が、混雑であることを実際に示唆するパターンを示しました。

この変動はほとんどの国で見られましたが、より高いグループ・ビデオ通話スコアを達成した国は、低いスコアの国と比較すると一般的により安定したエクスペリエンスを有していました。


ヨーロッパ諸国がトップの座を独占
欧州では、上位20か国のうち12か国を占めました。しかし「ビッグ5」であるフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスはいずれも上位20か国に入っていません。対照的に、私たちの分析で下位20か国に入っている国はロシアだけでした。上位20か国のうち残る8か国はアジア太平洋地域の国であるオーストラリア、日本、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾の6か国で、残りはカタールとウルグアイのみとなりました。

日本の特徴
グループ・ビデオ通話を分析した75か国のうち、日本はオランダと韓国とともに上位を占めた
日本の68.7点は、国際平均の38.7点より30点 (77.7%) 高い
日本では、ネットワークに接続している人数が減る午前4時から午前8時の間では70点を超えたが、正午の昼休みに56.6点というグループ・ビデオ通話の最低スコアを示した

グループ・ビデオ通話のモバイル・エクスペリエンスに関する資料について
下記URLより、調査報告書のダウンロードが可能です。
https://www.opensignal.com/reports/2020/12/quantifying-the-mobile-experience-of-group-video-calls

Opensignalについて
Opensignalは、独立系モバイル分析会社であり、実際のユーザー・エクスペリエンスの測定に基づいて世界のモバイル・ネットワークの実情について理解する為のグローバル・スタンダードとなっています。世界中で1億台以上のデバイスから毎日収集された数十億の測定値を使用して、ワイヤレス業界で最大の規模と頻度で全世界のモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスを分析しています。Opensignalは、ネットワークのパフォーマンスをユーザーの視点から直接測定することが、より良いワイヤレス・ネットワークを構築するための鍵であると信じています。 Opensignalのモバイル分析ソリューションは、携帯電話会社、通信規制当局、機器メーカー、アナリストによって業界全体で使用されています。

OpensignalおよびOpensignalのロゴは、Opensignal、Ltdの商標または登録商標です。言及されているサードパーティーの商標は、それぞれの所有者の財産です。