●武田大臣の大暴れでスマホ料金は下がることになる
昨秋、KDDI 髙橋誠社長が新聞のインタビューでメインブランドの値下げについて「すぐには動かない」と否定し、「国に携帯料金を決める権利はない」とも語った点について、武田総務大臣は「ガッカリした」と述べたのだった。
また、昨年10月28日にKDDIがUQモバイルで20GBの安価な料金プランを出した際には「一定の評価をした」にも関わらず、数週間後には、「けしからん」というスタンスに態度を180度あらためている。
メインブランドからサブブランドに移行する際に「高いプランから低廉のプランに移る時には、複雑な手続と1万5500円という手数料を取る。これでは低廉化に向けた動きに対して、利用者は乗ってこない」と激怒し、キャリアに対して「誠意を見せろ」としたのだ。
この発言のせいか、一見、サブブランドのように見えるahamoはかたくなに「NTTドコモの料金プラン」ということになり、今回発表されたpovoもauの料金プランという立てつけになった。
一方で、KDDIとソフトバンクが、ブランド間の乗り換え手数料を一切無料にするなど、武田総務大臣の発言による功績もあったのは事実だ。
この数ヵ月、武田総務大臣が暴れまくったことで、3キャリアの料金は一気に下がることになる。オンライン専用プランを使えば、2980円もしくは2480円で20GBも使えることになる。もはやMVNOに乗り換えなくても、誰もが簡単に安価な料金プランに切り替えることが可能だ。
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