開閉しやすいマグネット固定の強化ガラスパネル
両サイドのスモークタイプ強化ガラスは、観音開きになっており、フロントの磁石で固定されている。強化ガラスパネルのフロント部を押すことで、開くようになっている。また、強化ガラスパネルはツールレスで簡単に取り外せるので、PCケースを横にして組む際も安心だ。
ただ、PCケース設置後に扉を開くには、側面にある程度のスペースが必要になってしまう点は覚えておきたいところだ。
PC自作初心者も組みやすい内部レイアウト
Razer Tomahawk ATXは、E-ATX規格のマザーボードまでに対応しており、拡張スロットは7スロットを装備している。
内部は5インチベイを備えていないため、スッキリしており、PC自作初心者でも組みやすいと言える。そのほか、フロント部や、裏面の各所にケーブルカバーを備え、魅せるPCの完成度を誰でも高められるようになっている。
“RAZER”ロゴの入ったボトムは開閉可能なカバーになっており、2.5/3.5インチストレージベイへのアクセスのほか、PCケースフロントインターフェースの各種ケーブルと電源ケーブルの配線、取り回しがしやすくなっている。
もちろん、プラス点だけでなく、最近のPCケースの定番ギミックになっているビデオカードの垂直配置を行なう拡張スロットは備えていないといったマイナス点もある。ただ、他社の垂直配置用マウンターを使うことで、垂直配置は実現できそうなので、後で試してみたい。