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Razer純正PCケースで組むハイスペックゲーミングPC

完成度が高いRazer純正PCケース「Tomahawk」をレビュー

2021年01月09日 19時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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開閉しやすいマグネット固定の強化ガラスパネル

 両サイドのスモークタイプ強化ガラスは、観音開きになっており、フロントの磁石で固定されている。強化ガラスパネルのフロント部を押すことで、開くようになっている。また、強化ガラスパネルはツールレスで簡単に取り外せるので、PCケースを横にして組む際も安心だ。

 ただ、PCケース設置後に扉を開くには、側面にある程度のスペースが必要になってしまう点は覚えておきたいところだ。

両サイドの強化ガラスパネルは、開閉ラクな観音開きになっている

強化ガラスパネルの固定には、マグネットプッシュラッチを採用。プッシュラッチは1個のみだが、しっかり固定される

強化ガラスパネルは、ヒンジ部分で取り外せるようになっている。組み立て時は取り外しておくといい

パネルの取り外しは簡単で、パネルを上にずらすだけでオッケーだ

PC自作初心者も組みやすい内部レイアウト

 Razer Tomahawk ATXは、E-ATX規格のマザーボードまでに対応しており、拡張スロットは7スロットを装備している。

 内部は5インチベイを備えていないため、スッキリしており、PC自作初心者でも組みやすいと言える。そのほか、フロント部や、裏面の各所にケーブルカバーを備え、魅せるPCの完成度を誰でも高められるようになっている。

 “RAZER”ロゴの入ったボトムは開閉可能なカバーになっており、2.5/3.5インチストレージベイへのアクセスのほか、PCケースフロントインターフェースの各種ケーブルと電源ケーブルの配線、取り回しがしやすくなっている。

 もちろん、プラス点だけでなく、最近のPCケースの定番ギミックになっているビデオカードの垂直配置を行なう拡張スロットは備えていないといったマイナス点もある。ただ、他社の垂直配置用マウンターを使うことで、垂直配置は実現できそうなので、後で試してみたい。

初めてPC自作に挑戦する人でも組みやすいシンプルな内部デザインを採用している

ボトムカバーは開閉可能。両面からボトムにアクセスできるので、ケーブルの配線をラクにできるのがポイントだ

CPUクーラー用のメンテナンスホールや、各種ケーブルを隠す、カバーを装備。ケーブル取り回しの腕とセンスが問われるところだ

ボトムとの仕切り部にもケーブルホールを装備。マザーボード下部のUSBヘッダーピンなどと、ケースフロントインターフェースの接続がしやすい

7基の拡張スロットを装備する

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