コロナ騒ぎが少し落ち着いていた今年の9月頃に珍しく秋葉原のメイン通り(中央通り)を歩いていて、店先に山積みにされていた「超高速弁当箱炊飯器」(以降、"弁当箱炊飯器")を衝動買いしてしまった。
家内からは、キッチン周りの家電品と場所を取る大きな食器類、冷凍食品は勝手に買うな……と通達されていたにも関わらず、久しぶりの秋葉原でもあり脊髄反射的に買ってしまった。以前、独断で買ってしまった"電気包丁"が予想外に好評だったので今回も勢いで衝動買いしてしまった。
弁当箱炊飯器は、お弁当箱の格好をした0.5合(お茶碗一杯)〜1.0合(丼一杯)のお米をたったの最速14分(0.5合で蒸し時間を含まず)で素早く炊き上げることのできる小型のスクエアな電気炊飯器だ。
昨今ではトースターやコーヒーメーカーと並んで、人気のこだわり家電でトップスリーに入る炊飯器だが、ブームのピークは過ぎたかもしれないが、依然として家電各社はその味とスピードのバトルの最中だ。
各社の人気炊飯器を見てみると、炊飯時間はおおよそ30分〜1時間前後のモノが多い。弁当箱炊飯器はその時間を約半分から4分の1に縮めたたったの14分。そして昨今多い"無洗米"(無洗化処理精米)を使用すれば、研ぎ洗いすることなく買って来たばかりのお米を弁当箱炊飯器に入れてお水を加えるだけで、速攻で14分の炊飯プロセスに入ることが可能だ。
無洗米は、出荷前に工場で粘着性の強いお米そのものにくっついたヌカ(肌ヌカ)を取り除いてあるので、肌ヌカの分だけ軽くなっている。なので、袋の重量が5Kgでも10Kgでも精白米より米の実質量は多くなるのでお得らしい。弁当箱炊飯器を活用している先人のご意見を聞くと、研ぎ洗い時間の不要な無洗米を使用する時には、精白米の時より水加減を多めにするのがコツらしい。
そのため炊飯器の目盛りよりも、水を多く水を入れて炊くのが良いようだ。何度か経験した後なら、目盛りよりも計量カップを使った方が微妙な水量調整も可能だ。水が不足すると、炊きあがった時に少し硬めになるのと、冷えたときにはより一層固くなってしまう傾向があるので、固さにセンシティブな人は注意する価値はありそうだ。

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