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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第56回

新型レヴォーグは走りもいいけどたっぷりの収納に驚いた!

2020年11月21日 15時00分更新

文● 矢田部明子 編集●ASCII

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 クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は、SUBARUの新型レヴォーグ試乗会に行ってきました! SUBARU社員の方でも、なかなか立ち入れないという「SUBARU研究実験センター」で行なわれるということで、緊張して前日にまっっっっっっっったく眠れませんでした。青白い顔をしながら受付をすませると、隣の席の方に「大丈夫ですか?」と心配される始末(何とかいけそうですと、返答しました)。とはいえ、新型レヴォーグの魅力は、しっかりと体感してきましたので、リポートしていきま~す!

 ちなみに、私のリポーターとしてのスペックはこんな感じ↓です。

  • 毎日クルマに乗っていて、サーキット走行は1回したことがある(先日、富士スピードウェイを初めて走行しました)
  • スーパーに行くなど、街乗りとしてクルマを利用することが多い。高速道路は1ヵ月に1回乗るかどうか
  • 毎月自動車雑誌を読んでクルマについて勉強している
  • 試乗すれば、乗り味を一瞬で理解できるというほど手練れではない

 試乗しての感想は一般女子に近いと思ってください。「新型レヴォーグ」の購入を検討されている女子&隣に乗っている彼女 or 奥様がどう思うか気になるという方は、よろしければ参考にしてください。

 今回試乗した「新型レヴォーグ STI Sport EX プロトタイプ」のスペックです。

SUBARU「レヴォーグ STI Sport EX プロトタイプ」の主なスペック
サイズ 全長4755×全幅1795×全高1500mm
ホイールベース 2670mm
車重 1580kg
エンジン 1.8リッター 水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ
最高出力 177PS(130kW)/5200~5600rpm
最大トルク 300N・m(30.6kgf・m)/1600~3600rpm
価格(税込) 409.2万円

 開発責任者の方が、「奥様に気に入っていただけるように作った」と仰っていました。どういう所が女性に喜ばれるのか、奥様を通り越して小姑のようにチェックしていきます!(笑)

デザインコンセプトは「ボールダー」で、力強さを感じるデザインに仕上げたとのこと。切れ長のライトやシルバーのラインがアクセントになっていて精悍な雰囲気が◎ですね

バンパーからサイドに流れるラインは、前から風を受けて走っているかのように見えて疾走感があります

フェンダーが張り出しているので、4輪でしっかり踏ん張っているという力強い印象を与えてくれます

サイドガラスや車体がリアにいくにつれ跳ね上がることで、チーターが獲物を追いかけるときの前傾姿勢のように見えます。今にも走りだしそうなデザインが、停まっていても走りを連想させてくれます

マフラーは2本出しで、スポーティーな感じがGood。テールランプの形が、外側にいくにつれ大きくなっているのでワイドに見え、車体が大きく感じます

 続きましては、内装です。過ごしやすさやデザインなどをチェックしていきましょ~! 全体的にスタイリッシュでスポーティーな雰囲気となっています。

シートは、骨盤をしっかり支えてくれる形状になっていて、横揺れしにくくなっています。長時間運転しても疲れないような設計とのこと

シートは座席を一番上まで上げて、私の身長(158cm)でも拳3つくらい入ります。かなり広々なので、身長の高い男性でもラクラクです!

後席は、運転席を一番後ろまで下げた状態で乗ったのですが、狭いと感じることはなく、ゆとりがあります

 後席には3人座れるのですが、真ん中の人のシートベルトが天井に設置してあるので、座面にシートベルトがゴロンと転がっていることはありません。シートベルトをお尻で踏んで、痛い~ということはなさそうです(これ、よくあります私)。

ステアリングは新旧でかなり違います。とにかく、新型レヴォーグは握りやすい。私は手が小さいのですが(手袋はレディースSサイズでも少し大きいです)、旧型レヴォーグはハンドルが太く握りずらかったのです。太さだけではなく、ハンドルに傾斜がついているので運転していてラクな姿勢を取れるのも、ポイント高しでした

モニターはタブレット端末くらいの大きさがあります。ボタン1つ1つも大きいので操作しやすいです。このディスプレーの傾斜と、メーターの傾斜が同じなので、さらに見やすく感じました

リアハッチは、鍵を持った状態で「SUBARUマーク」に手を近づけると自動で開きます。荷物を両手に持った状態&お子さんを抱っこしたままでも荷物を積み込めるので、かなり便利です。ちなみに、肘でも反応しました

後席は、ラゲッジルームの所にあるボタンを押すだけで倒れます。これ、めちゃくちゃラクです

 それではここで、矢田部恒例行事のラゲッジルームに“寝そべってみました「新型レヴォーグ編」”。158cmの私が寝そべると、こんな感じです。

余裕で寝転べます! ゴルフバックどころか、私くらいの体格なら3人くらい寝転べます。フラットなので、車中泊にも最適ですね!

 今回はこれだけでは終わりません。なんと、ラゲッジルームの下にも収納があるんです。ということで、入ってみました。

すっぽり。正座するとオヘソの位置まで深さがありました。なんでも、スーパーの買い物かごを収納できるようになっているそうです

 このように、内装は、至れり尽くせりなことがわかりました。

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