D1グランプリ 2020 TOYO TIRES密着レポート第5回

レースクイーンもあるよ!

D1オートポリス戦はTOYO TIRES大活躍で藤野選手が100点を連発!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光

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川畑選手3位になるも怒りを露わ!
荒れに荒れたD1オートポリス第5戦

 第4戦では藤野選手が100点を連発し準優勝。シリーズランキング2位につけることができました。一方、川畑選手も3位に。この勢いのまま、翌日11月1日に第5戦を迎えたTeam TOYO TIRES DRIFTの活躍を振り返ってみましょう!

【第5戦単走】ミスターパーフェクト藤野選手が
唯一の100点越えを達成し単層優勝

 オートポリスは前日よりも温かく、空は秋晴れ。土曜日よりも多くの来場者が訪れ、予定していた開門時間が早まるほど。抽選の結果、藤野選手と川畑選手は同じAグループからの出走。先に走行するのは川畑選手から。

川畑選手の1本目。僅かに出口でアウトに膨らみコースアウト減点が入ってしまう

 川畑選手の1本目。164.46km/hから40Rへの飛び込みは見事だったのですが、その後の切り返しでクルマがふらつき、80Rの後半でコースアウトし減点。96.27という点数は失敗の走りと言えそうです。

DOSS得点が伸びなかった藤野選手の1本目

 続く藤野選手もセクター4で修正が入り点数が97.6と失敗。その後、有力選手が走行し、会場内には98点台を出さないと追走へ行けないムードが漂います。

白煙を上げてドリフトをする川畑選手の単走2本目

 川畑選手の2本目、思いっきり攻めたものの、ゾーン2不通過。得点も97.5と伸びず、追走進出に暗雲が立ち込めます。

「ミスター・パーフェクト」100点の走りしかできない男、藤野選手の2本目

 藤野選手の2本目。164.01km/hという最高速のみならず高いコーナリングスピード、前日にも増して鋭い振り出しや振り返しを見せて100.1点をマーク。トップに立ちます。その後、各選手が挑むものの、この得点を上回るどころか、思い切りの良さゆえのミスを連発。最終グループ走行前には94.58点がボーダーラインという状況になり、川畑選手は単走10位通過をはたしました。

2戦連続で単走優勝を決めた藤野選手

 単走優勝した藤野選手は「2日連続で勝つっていいですね」と笑顔。「100点を出せる自信はなかったけれど、出たらいいなぁとは思っていました。ですが路面温度などの要因で、1本目は出なかった。2本目はちょっと滑らせる方向で走らせました」とのこと。これで藤野選手は単走シリーズランキングは74ポイントでトップ。2位は横井選手で67ポイント。3位は川畑選手の58ポイントと続きます。

【第6戦追走】突然の降雨で大荒れ!
川畑選手が3位になるもルールの盲点に泣く

 単走決勝が終わり、ピットウォークの終わりあたりからオートポリスの上空が曇天模様に。そして追走トーナメントが始まる直前に、瞬間的に横殴りの雨が。ラバーが乗った路面は、ハイグリップから一転して乗り滑りやすい路面に早変わりしました。

藤野選手の追走トーナメント・ベスト16戦の対戦相手は北岡選手

藤野選手先行の1本目、北岡選手のリアと接触してしまいパーツが飛ぶ

 追走トーナメント、ベスト16戦の初戦は藤野選手対北岡選手。単走上位が1本目の藤野選手が先行の1本目。ほとんど路面状況がわからないまま40Rへ侵入する藤野選手。滑りやすいことから、角度をそれほどつけずにドリフトを試みるもドリフトにならず。再度きっかけをつくりドリフトをするも、コースアウトをしながら40Rに進入、今度は後ろにいる北岡選手と接触したばかりか、北岡選手と位置が入れ替わりに。1本目で藤野選手75対北岡選手96と大きな差がついてしまいました。

北岡選手の後を走る藤野選手の2本目

 2本目で巻き返しを図るものの、北岡選手は大きなミスをせず。103対90という結果に。合計178対186で藤野選手が初戦敗退に。「思っていたより路面が乾いていたんですよ。こういう時、先行で走るのは不利だよね」(藤野選手)と苦笑い。まさかの「100点しか出せない男」がここで敗退してしまいます。

今年からGRスープラで参戦し、単走上位だった松山選手。しかしコースアウト減点などでベスト16戦で敗退

 その後も断続的に雨が降り、藤野選手を含め4名連続で1本目先行の単走上位選手がベスト16戦敗退と荒れた展開に。ですが川畑選手は今シーズン豪雨の奥伊吹でGRスープラ初優勝をもたらしていますので、期待が高まります。

川畑選手ベスト16戦の相手は蕎麦切選手

川畑選手後追いの1本目。蕎麦切選手の後ろいピタリとつける

 川畑選手のベスト16戦の相手は蕎麦切選手。蕎麦切選手先行の1本目、川畑選手は付かず離れずで後追い。蕎麦切選手はパイロンタッチと80Rのコースアウトのあわせて7点減点の86、川畑選手は後追いポイント2を加えた98と大きくリード。

川畑選手先行の2本目、蕎麦切選手は果敢に寄せる

 川畑選手先行の2本目、綺麗な走りをする川畑選手に対し、蕎麦切選手は果敢に寄せて6ポイントを獲得するも、4セクター付近でドリフトが戻りDOSS点数が伸びず。蕎麦切選手93に対して川畑選手94という結果。合計点でも大きく上回って川畑選手はベスト8進出をはたします。

 ベスト8の対戦相手は3連勝中の小橋選手。自信のチャンピオン争いのためにも4連勝を阻止したところです。

川畑選手後追いの対小橋選手戦1本目。小橋選手がハーフスピンをして接触してしまう

 小橋選手先行の1本目、川畑選手は思いっきり近づいてポイントを取りに行きます。ですが、小橋選手は40Rを振りすぎてしまい、その後の切り返しで失速、そして川畑選手と接触してしまいました。小橋選手がハーフスピンし失速との判断で、20ポイントの減点。川畑選手が大きくリードしますが、足回りなどにダメージを負ってしまいます。

川畑選手先行の2本目。DOSS得点では100点を採るも、コースアウト減点が入ってしまう

 川畑選手先行の2本目、川畑選手はコースアウト減点により5点失いながらも、DOSS得点は100点の走り。対する小橋選手は終始寄せて後追いポイント10を採るものの、1本目の減点を取り返すことはできず敗退。川畑選手がベスト4へ進出しました。

川畑選手と末永直人選手によるベスト4戦の1本目。先行する川畑選手のラインに対して、末永選手はイン側の走りをする

先行する川畑選手をイン側から抜く末永選手

 ベスト4は、小橋選手のチームメイトであるベテランの末永直人選手。川畑選手先行の1本目、川畑選手は完璧な走りで100点を記録。末永選手はやや距離を取りながら走行、そして80Rで川畑選手のラインとは異なる、路面が乾いたイン側を走行。小さく回って川畑選手を抜いてしまいます。ですがDOSSの点数上、切れ角やドリフトが安定していることから、末永選手は99点を獲得。

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