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D1グランプリ 2020 TOYO TIRES密着レポート第5回

レースクイーンもあるよ!

D1オートポリス戦はTOYO TIRES大活躍で藤野選手が100点を連発!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光

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ドリフトで疾走する川畑選手とGRスープラ

 ドリフト競技の元祖にして国内最高峰。今年で20年目を迎えたD1グランプリの2020年シリーズ第4戦・第5戦が10月31日~11月1日にかけて、オートポリス(大分県)で開催されました。シーズンの折り返しとなる今大会。ASCII.jpは今回もTeam TOYO TIRES DRIFTを応援! チームも大活躍し、終わってみたら川畑選手、藤野選手ともシリーズランキング同点2位につけることができました。それでは大会を振り返ってみましょう。

今大会もASCII.jpはTeam TOYO TIRES DRIFTを応援!

藤野選手とそのチームスタッフ

川畑選手とそのチームスタッフ

D1は公平性のため採点システムに独自機械を使用

 D1グランプリはタイムを争う一般的なモータースポーツと異なり、ドリフトの技術を競い合う採点競技です。大会当初は審査員の主観で採点されていましたが、現在は公平性の観点から「D1オリジナルスコアリングシステム(通称:DOSS=ドス)」と呼ぶ機械が用いて採点されます。

藤野選手のマシンに取り付けられたDOSSのGPSアンテナ

車内のロールバーに取り付けられたDOSSの計測機器

車載器からのデータはPCに伝達されPCによって集計。点数表示される

 DOSSはGPSや角度センサーを用いて、車速や角度、そして角度の安定性や振り返しの鋭さなどを数値化。コース上に設けられた審査区間(セクター)ごとに採点され、その合計得点が100に近づけることが求められます。さらに昨年から車両に一部が通過しなければならないゾーンが設けられ、審判員が審査。不通過の場合は減点されます。必然的に走行するラインが限られるため「審査員が考える理想のラインに対し、選手はどれだけ忠実にドリフトをしながらコースを駆け抜けることができるか」という技術が求められます。

 大会は単独で2回走行し、そのうち高い方の点数で争う「単走」と、単走の上位16名によるトーナメント戦「追走」の2種目で争われます。その追走の1位が大会の優勝者として表彰され、年間で最もポイントを獲得した選手がシリーズチャンピオンとなります。

単走中の藤野選手

 単走は、エントリーしたドライバー全員が参加。抽選で4つのグループに分かれて2回走行。DOSSの点数を競い合うとともに、追走トーナメントへの参加権利をかけて争います。路面コンディションがドライの場合は、全グループの上位16名が追走トーナメントへ進出できますが、ウェット路面の場合は、グループの上位4名が進出するというルールに変わります。

後追いの選手に白煙を浴びせながら先行する追走中の川畑選手

 追走は2台同時に走行。先行車は単走同様、DOSSの点数を取りに行きます。後追いの車両は、DOSSの点数に加えて、先行車にどれだけ近づくことができたかを競います。よって後追いが先行車よりも高いDOSSの得点を出すことは難しく、同じラインを通りながらどれだけ近づけるかが後追いに求められます。一方、先行はDOSSの点数を落とさないことが求められる、というわけです。これを2台入れ替えて競技を行ない、合計ポイントが高い選手が上位へ進出。これを繰り返して優勝を争います。

レースで使用するタイヤ。TOYO TIRESではドリフト専用タイヤPROXES R888R Driftを開発して参戦する

オフィシャルによりマーキングがされた、選手の番号とセット数を明記したタイヤのみレースで使用できる

オフィシャルによるマーキング作業の様子

女性エンジニアが松井選手にタイヤに対する要望などをヒアリング

 1大会で使用する駆動輪タイヤ本数は、単走決勝以降は3セット(6本)まで。3セットのタイヤのトレッドパターンは1種類でなければならず、単走決勝以前にオフィシャルによりマーキングされます。TOYO TIRESはPROXES R888Rをベースに、ドリフト競技用にチューニングを施したPROXES R888R Driftを開発。Team TOYO TIRES DRIFTはもちろんのこと、RE雨宮の松井選手をはじめとする他の契約選手に供給しています。そして今大会のみ、追走トーナメントには決勝戦用タイヤの交換が認められました。これはオートポリスがハイスピードでタイヤの消耗が激しいことが予想されるための処置とのこと。

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