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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第58回

スタッフ物欲編

【今月の自作PCレシピ】RTX 3080で快適WQHDゲーミング! アーク寺崎さんが今欲しいPC

2020年10月17日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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NVMe SSDで合計3TBを搭載!
プレイ録画もたっぷり保存

 ストレージには、1世代前になるがパフォーマンス、信頼性ともに定評のあるSAMSUNG製PCIe Gen3.0×4接続のNVMe SSD「970 EVO Plus」の1TBと2TBモデルを組み合わせている。

 後継モデルで、ピーク7GB/sという驚愕のリード性能を発揮するPCIe Gen4.0×4対応の「SSD 980 PRO」も登場しているが、インテルプラットフォームでの対応は次世代に持ち越し。今回のデフォルト構成では、安定性や、耐久性といった面に不安のない「970 EVO Plus」を選んでいるという。

 もちろん、CPUとマザーボードのリプレースを想定して、システムストレージにはPCIe 4.0×4接続に対応する「980 PRO」を選ぶのもありだ。

PCIe 3.0×4接続のNVMe M.2 SSD「970 EVO Plus」。1TBと2TBモデルの2枚差しに

最大7.1GB/sのリード性能を発揮するPCIe 4.0接続の次世代NVMe SSD「980 PRO」の1TBモデル

PCケース周りも抜かりなし

 PCケースは、フラットなフロントデザインや、自作初心者でもキレイに裏面配線できるケーブルガイド、PC内部を彩るLEDストリップテープといった魅力を備えているNZXTのミドルタワー「H710i」を選んだ寺崎さん。Extended ATXに対応する高い拡張性で長く使えること間違いなしだ。

NZXTのミドルタワーPCケース「H710i」。PC内のノイズを計測、蓄積して、自動でファンの回転数を制御する「Smart Device V2」も搭載する

外観がマットホワイト、内部ブラックなど、カラバリも用意する

 さらにケースフロントには、Noctuaの120mmファンの「NF-F12 industrial PPC-3000 PWM」を3基、リアに140mmの「NF-A14 industrial PPC-3000 PWM」を1基追加。簡易水冷CPUクーラーの360mmラジエーターが備える120mmファン×3基と合わせ、7基のファンを搭載。長時間ゲーミングも安心だ。

Noctuaの産業向けで、防塵・防水仕様(IP52)のファンを吸排気に追加。120mm、140mmモデルともに回転数は800~3000rpmになる

 電源ユニットには、80PLUS PLATIUM認証を取得する容量1000WのCorsair「HX1000i 」になる。Corsairの統合ソフトウェアで、対応する同社製品のファン回転数や、LEDイルミネーションの制御などをOS上から行なえる「iCUE」(Corsair Link)に対応しており、内蔵ファンの制御や、電圧、消費電力の確認が可能だ。

 余裕のある1000Wモデルなので、GeForce RTX 3000シリーズ最上位GPUとなる「GeForce RTX 3090」や、さらにその先の次世代GPUも不安なく搭載できる。

80PLUS PLATIUM 1000Wのハイエンド電源ユニットのCorsair「HX1000i」

【取材協力】

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