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旅行系YouTuberに最適なキャンピングカーを探しに「東京キャンピングカーショー2020」へ行った!

2020年09月29日 15時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII

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これからの時代、移動と仕事場を兼ねる
キャンピングカーがベストかもしれない

 幕張メッセにて9月19~21日まで開催されていた「東京キャンピングカーショー2020」を取材してきました。筆者は「旅人ITライター」という肩書きで、旅行系の記事やYouTubeチャンネルなども運営しており、移動先で働くワーケーションなどにもこれまでチャレンジしています。

幕張メッセで開催されていた東京キャンピングカーショー2020

 ところが最近はコロナ禍でちょっとした移動もままならない状態。なかなか今までと同じような旅をするのが難しくなってきました。そこで、移動しながら仕事をする相棒として「キャンピングカー」はありなんじゃないかと興味を持ち始めていたところです。

 そんなシロウト目線ですが、最近のキャンピングカー、特に自分はひとり旅が多いので軽自動車をベースにした「軽キャン」をメインに、「東京キャンピングカーショー2020」に出展されていた気になる車両をチェックしてきました。

ちょいCam豊 スズキVer.
ユーズネット/ルート

 内装の木材はタモの無垢材を使用し、三河家具職人が作り上げており、かなり高級感のある感じ。両サイドの棚から棚へテーブルにもなる板が通してあるので、作業用デスクとしてかなり広めの印象。ノートPCのほか、サブモニターなどを広げても十分なスペースがあります。

 電源は105Aのサブバッテリーを搭載して最大600Wまで使用できるので、パソコンなどのIT機器を使うには十分ですが、炊飯器やホットプレートなど調理機器を使うにはちょっと厳しいかも。充電は走行充電と外部充電に加えて、150Wのソーラー充電にも対応しています。シンプルだけど、使いやすくまとまっていますね。

ベースはスズキ「エブリイ JOINターボ EBD-DA17V」で展示車両の価格は352万6190円

三河家具職人による丁寧な仕事が◎

後部の両サイドに棚があり、作業スペースとして板が渡してある

バッテリースペース

ACコンセントのほか、USBの充電ポートも用意されている

天面には150Wのソーラーパネルを設置し走行時以外でも充電できる

ERMITA(エルミタ)
マックレー

 筆者が特に気になっているキャンピングカーが、この軽トラックの上に居住スペースを載せたタイプ。トラックと居住スペースを分離できるので、車検などの際に便利。またそれぞれ買い換えもできるのもいいですね。ただし移動時の乗車は2人までで、運転席から居住スペースへの移動ができないといった欠点もありませ。ただひとり旅が主目的なら大きな問題ではなさそうです。

 こちらのモデルはバッテリーへは走行充電か外部充電。オプションでソーラーパネルも搭載できるとのこと。またエアコンもついていますが、エアコン使用時は外部給電が必要。RVパークなど外部から電源がとれる施設なら使用できます。

 車内もかなり広く、ちょっとした会議室くらいの大きさ。机もしっかりしているので作業はしやすそうです。また窓も大きく、入り口は網戸の2枚ドアになっているので、エアコンを使わなくても暑さにはかなり対応できそうです。

軽トラックの上に今日中スペースを載せたタイプの「ERMITA」。価格はトラック以外の部分で99万円からで展示車両は150万円のモデル

横から見ると四角い箱が乗っている感がよくわかる

オプションにソーラパネルなども用意されている

室内はちょっとしたオフィスのようなイメージ

入り口が2重ドアになっていて、内側は網戸

コンセントは壁にあり一般的な室内のよう

ロードセレクト コンパクト
カスタムセレクト

 パイプを組み込むことで車内を2層にして、4人で寝られるようにしたモデルです。気に入ったところは、高さ調節ができる汎用のパイプを使っているので、さらにカスタマイズがしやすいこと。全面を2層にするのではなく、一部を作業棚用にしてセットできるので、作業机として利用可能。4人での使用が目的ですが、ひとり用と割り切って使いやすくアレンジして使いたいですね。

ベース車は日産クリッパーで高さ調整のベッドだけの組み込みなら148.9万円から

車内を2層にして、2段ベッドのように使える

レイアウトを組み替えて、いろいろな使い方をアレンジできる

市販のパイプを使っているので、ホームセンターなどでパーツを買い自分でもカスタマイズできる

電子レンジなども搭載したモデルもあり、車両価格は248万7000円

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