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石川温のPCスマホニュース解説 第89回

「菅首相」の携帯料金値下げ発言に振り回されていると、日本は世界に置いていかれる

2020年09月07日 09時00分更新

文● 石川温 編集● ASCII

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●「値下げ」に振り回されていると置いててけぼりを食らう

 ただ、今後は、ハイエンドだけでなく、ローエンドのスマホでも5G対応してくるものと思われる。

 9月3日には、クアルコムが、Snapdragonの400番台シリーズで5Gに対応すると発表。すでにシャオミが4万円台の5Gスマホを日本でも投入しているが、年末から来年にかけて格安スマホ市場で売られるような3万円台のスマホでも5G対応になることだろう。

 ただ、端末の割引規制が続くようであれば、ハイエンドの5Gスマホは売れず、それこそ、型落ちの4Gスマホや、iPhonedでもiPhone SEばかりが売れることになる。結果として、日本では4Gスマホばかりが売れ続け、いつまで経っても5Gが普及しないなんてことになりかねない。

 菅首相の「値下げしろ」発言に振り回されていると、日本の通信産業は成長戦略も描けずに、世界から大きく遅れ、置いてけぼりを喰らうことになりそうだ。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。

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