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パイオニアのタブレットカーナビはスマホナビとは違う進化を遂げた

2020年07月19日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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まるで純正用品のような仕上がり
純正用品にはない便利さ

日産リーフにタブレットAVシステムを取り付けた状態

 日産「リーフ」にタブレットAVシステムを取り付けた車両を借りて、このタブレットAVシステムを試した。取り付けられた状態は、まるで純正ナビのよう。後付け感はないし、何より市販のホルダーと違いしっかりと取り付けられている。運転中脱落する心配はなさそうだ。

ナビとして利用する際は、あらかじめスマートフォンなどとデザリングしなければならない。タブレットを車両に取り付けた状態でエンジンをかけるとデザリングは解除されるようで、再度設定しなければならない点に注意

 リーフの電源を入れた後にデザリングを設定。iPhoneとはあっさりと接続した。しかしエンジン(もしくは電源)をオンにするたびにデザリングをしなければ、Googleマップなどでルート検索をすることはできない。そこは面倒だと思った。

Googleマップを起動してナビ代わりに利用している様子。スマホと異なり経路がとてもわかりやすく表示される

 まずはGoogleマップを立ち上げて普通のナビとして利用。使い勝手はGoogleマップそのものだ。だがスマホと違って画面の広さからくる情報量が格段に多く、見やすい。試しにデザリングを切ってみたところ、内蔵GPSを用いてナビゲーションは続行していた。驚いたのは音声だ。スマホは言うまでもなく、Android Autoなどで使った場合に比べて、各段に聞き取りやすいのだ。どうやらイコライジングしているようで、さすがパイオニアといったところ。

 気になるナビの精度という点では、Googleマップの場合、ビルに囲まれた場所などGPS電波の弱い場所では自車の位置が隣の道へ動くことがあった。また分岐の指示タイミングが直前すぎて、何度か道を間違えたことも。これはスマホで使った時も同様であり、タブレットAVシステムに依るものではないし、ほかのナビアプリでは改善するかもしれない。

ラジオを再生している様子。アイコンは大きくて見やすい。またイコライザーセッティングができるのもパイオニアらしいこだわりだ

オーディオのUIが使いやすいので
車中で音楽を聴くのが楽しくなる

 タブレットAVシステムということで、まずはラジオから試してみることにしよう。このUIが大変使いやすい。信号待ちの間にパッと操作できるのは助かる。これがスマホの場合だと、意外と煩雑な操作が要求される。

2DINメインユニットFH-7600SC には、USBメモリ-入力に対応するケーブルも付属する

メモリー内に入っている楽曲を表示した様子

楽曲再生中の様子。一目で何の曲かわかるばかりか、リピート再生などのボタンもすぐに押せるなど考えられている

スマートフォン内に収録している楽曲もBluetooth経由で再生可能

 同じく使いやすいのが音楽再生だ。音楽はタブレット側(内蔵ストレージ、microSD)はもちろんのこと、メインユニット・FH-7600SCに取り付けられたUSB入力からの外部ストレージ、さらにスマホに入れた音源も再生可能。これだけ選曲の幅があると面倒になりがちだが、使い勝手よく選べるあたりが、さすがパイオニアといったところだ。

動画選択画面

動画再生は各種再生方法が選択可能だ

 もちろんタブレット端末だから動画再生も可能。一般的に動画といえばYouTubeなどのストリーミング再生をイメージするが、さすがにパケ死が怖いところ。だがmicroSDカードに動画を入れておき、専用アプリを使えば簡単かつ通信料を気にせずに動画が楽しめる。ここでもカーナビに長けたパイオニアの「使い勝手」が活きている。動画再生もスムースで、満足度はかなり高い。ちなみに「Amazon Prime Video」なら、タブレット内に動画を保存して再生することも可能。色々と触れたが、動画再生こそタブレットAVシステムがもっとも活きる使い方と言えそうだ。

タブレット側下部には音量調整ボタンが用意されている

車種によってはステアリングリモコンにも対応可能!

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