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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第55回

【今月の自作PCレシピ】次世代を見越しつつ10万円+αで組むゲーミングPC

2020年07月18日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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高信頼性と高耐久性の
CrucialのメモリーとSSD

 メインメモリーとNVMe SSDはCrucial製を選択しており、メモリーはヒートスプレッダーのトップにLEDバーを備える「Ballistix RGB」で、クロックはRyzenの性能をしっかりと引き出せるDDR4-3200を選択。容量は8GB×2枚の16GBで、複数タブでのウェブブラウジングをはじめ、ゲームや軽い写真の編集、お絵描きなどを不安なく行なえる。

長く、安心して使えるCrucial製メモリー。DDR4-3200でパフォーマンス面もバッチリだ。DDR4-3200 8GB×2枚セット

ヒートスプレッダーのトップにLEDバーを装備。マザーボード上のLEDとともに、PC内部を彩れる

 SSDは、QLC NANDを採用した2世代目のNVMe SSDとなる「Crucial P2」の500GBを選択している。最大リード2300MB/秒、ライト940MB/秒とパフォーマンスは控えめになるが8000円台前半と手ごろな価格で、保証期間が5年間(総書き込み容量TBW:150TB)なのが魅力。

Crucial製NVMe M.2 SSD「P2 500GB」。写真や動画の保存用に、容量重視のHDDを追加するのもおすすめだ

魅せる系を選べる静音ケースと
長く使える高信頼電源ユニット

 PCケースには、サイドに強化ガラス採用モデルを用意するCoolerMasterの静音ミドルタワーPCケースの「Silencio S600」シリーズを選んでいる。

 価格は1万円台なので安価とは言えないが、左右どちらにも開くフロントのトビラや、各部への吸音材装備、光学ドライブを搭載できるフロントの5インチベイと、さまざまな構成に対応でき、長く使い続けられるはずだ。

CoolerMasterの静音ミドルタワーPCケース「Silencio S600」。ドスパラ秋葉原本店では、サイド強化ガラスパネル採用モデルと従来モデルの両方を展示中だ

ここでは、サイド強化ガラスパネルの「Silencio S600 TG」を組み合わせている

フロントはトビラになっており、裏面には吸音材を装備。左右どちら側からでも開けるので、設置場所の自由度が高い

 また、電源ユニットには80PLUS GOLD認証を取得するCorsair「RM650 2019 650W」をチョイス。はじめて自作を組む人も組み立てしやすいフルプラグイン仕様&フラットケーブル(24ピン電源ケーブル以外)を採用するほか、準ファンレス仕様や、10年間のメーカー保証などを備えている。

 650Wと出力も十分なので、12コアCPUや、ハイエンドGPUビデオカードへパワーアップしても、そのまま使い続けられる。

80PLUS GOLD認証を取得するCorsairの「RM650 2019 650W」。フルプラグイン仕様になっている

24ピン電源ケーブル以外は、裏面配線などの取り回しがしやすいフラットケーブルを採用する

【取材協力】

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