smartround、株主総会の手続きを一元化するスタートアップ向け機能
今後、臨時株主総会や種類株主総会にも対応予定
スタートアップと投資家向けの業務効率化プラットフォーム「smartround」を提供するスマートラウンドは6月22日、スタートアップ向けの機能として、招集通知の送付、委任状の回収、決議状況の管理を一元化する「株主総会smartround」をローンチした。
本機能の追加により、smartroundのスタートアップ向け機能が以下の5つとなった。
・株主総会smartround:招集通知の送付、委任状の回収、決議状況の管理を一元化
・資本政策smartround:資本政策シミュレーションを簡単に作成し共有も可能
・経営管理smartround:財務状況やKPIデータを自動でグラフ化し報告もできる
・会社紹介smartround:投資家に向けた会社情報ページを作成してURLを共有
・ライブラリsmartround:定款、登記事項証明書、議事録、計算書類などを一元管理
スタートアップ向けの全機能は、smartroundのスタートアップ用のアカウントで利用可能。無料の「フリープラン」と1社につき毎月3000円の「スタンダードプラン」が用意されており、プランによって内容に制限がある。
なお、smartroundの公式パートナー企業とsmartround上でつながると、スタンダードプランも無料となる。さらに現在、上位プランができるまでの間、スタンダードプランの株主数による制約が適用除外となっている(例えば、株主が20人以上でスタンダードプランが使える)。
株主総会smartroundは、多くのスタートアップが時間を浪費してしまう株主総会の手続きを簡単にするために開発されたサービス。利用手順は、株主管理で株主データを入力し、株主総会の新規開催を選択。必要な情報を入力し、委任状を回収し決議状況を管理する。
本機能は、ローンチ時には定時株主総会にのみ対応しているが、臨時株主総会や種類株主総会も対応する予定としている。