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石川温のPCスマホニュース解説 第79回

楽天スマホ、周波数「無断変更」の衝撃 なぜキャリアにとって周波数は重要なのか?

2020年06月16日 09時00分更新

文● 石川温 編集● ASCII

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楽天モバイルについて説明する三木谷浩史代表。2019年9月編集部撮影

 楽天モバイルが、同社のオリジナルスマホ「Rakuten Mini」対応周波数帯を黙って変更していたことが話題となった。総務省からは楽天モバイルに対して、ことの経緯を6月26日までに報告するように通達が出たという。

 Rakuten Miniは発売当初はLTE向け周波数「バンド1(2.1GHz)」に対応していたが、最近になって出荷されたロットにおいてはバンド1が非対応となり、別の周波数帯に変更されていた。

 楽天モバイルではそうした仕様変更を一切公表していなかったが、ユーザーからの指摘により事実が発覚。楽天モバイルが後から認めることとなった。通常、スマートフォンが発売された後に、このように周波帯が変更されることはない。前代未聞の出来事として、総務省としても動かざるを得なかったようだ。

 楽天モバイルではバンド1ではなくバンド4などに対応することで、アメリカなど海外ローミングでつながりやすくするための対処だったという。

 バンド1はNTTドコモやKDDI、ソフトバンクが利用しているが、楽天モバイルは利用していない。このため「他キャリアに移行しにくくするための措置だったのか」という指摘もあったが、楽天モバイルとしては「あくまで国際ローミングの利便性を上げるため」としている。

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