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遠隔健康支援サービス「CAReNA」:天津医科大学(中国)との実証実験によりその有効性を確認

PR TIMES

株式会社NSD
株式会社NSD(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 今城 義和、東証1部 9759)は、2019年5月末より中国の天津医科大学と開始した実証実験により、健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」が遠隔での栄養指導や健康観察の仕組みとして有効なツールであると評価されたことを踏まえ、その取り組み等について下記のとおりお知らせいたします。


中国では糖尿病患者が多く、その前期となる糖尿病予備軍の生活習慣改善は大きな課題となっています。その課題解決策として、日本で既に9,000ユーザの導入実績がある遠隔健康支援サービス「CAReNA」(注) を利用して、天津医科大学と「持続血糖計を活用した食後血糖変動に着目した遠隔食事療法の有効性について」の実証実験を行いました。

実証として、北大医療海洋石油医院で健診を受けたことがある人の中から条件を満たす糖尿病予備軍160名を選考し、栄養指導を行わないA群と指導を行うB群とに分け、実証前後の身体情報、行動変容、血液データの比較を実施しました。

結果として、B群においては実験前後のHbA1cと食後高血糖の値、行動変容に改善が見られました。また、A群と比較して、体重、BMI、体脂肪量、体脂肪率、内臓脂肪面積についても改善が見られました。
この結果から「CAReNA」は遠隔での栄養指導や健康観察の仕組みとして有効なツールであるという評価を頂きました。

今後は、この実証結果を携え中国の人々の健康管理のために展開して参ります。なお、天津医科大学との実証実験の詳細につきましては、別紙をご参照ください。

(注) CAReNAは健康施策推進のプラットフォームです。利用者は自身のスマートフォンにアプリをインストールして利用します。種々の健康施策活性化を図るとともに、効果分析に必要な情報を収集することができます。日本国内では、企業健保向け健康管理サービス「CAReNA」のオプションとして、今回の実証で利用した血糖トレンド見える化サービスを「GluKetto」として提供しております。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社NSD  ヘルスケア推進部 CAReNA(カレナ)担当
TEL 03-3257-1095 E-Mail support_wellness@nsd.co.jp



(別紙)天津医科大学との実証実験について


https://prtimes.jp/a/?f=d50275-20200514-9865.pdf