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ASCIIゲームレビュー語録 第41回

5月21日の発売に先立ち、ベータ版を先行試遊

第二次大戦SLG「Total Tank Simulator」は部隊を見守っても、ユニットを操作しても楽しめる意欲作だ!

2020年04月29日 16時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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Noobz From Polandが開発、505 Gamesが販売する戦略シミュレーションゲーム「Total Tank Simulator(トータル・タンク・シミュレーター)」

 Noobz From Polandが開発、505 Gamesが販売する「Total Tank Simulator(トータル・タンク・シミュレーター)」は、第二次世界大戦を舞台にした戦略シミュレーションゲーム。プレイヤーは「コマンダー」として、戦車や兵士、砲兵、戦闘機などのユニットを戦場に配置し、部隊を勝利へと導くことが目的だ。

 物理演算ベースの戦闘システム、50以上のマップ、第二次世界大戦中に活躍した戦車や戦闘機などが実装されており、大規模な戦争を体験できるのが特徴。5月21日からSteamで配信予定で、価格は1980円(発売後、1週間は10%オフで購入できる)。

 5月21日の発売に先立ち、Total Tank Simulatorのベータ版を先行試遊できた。本記事では、Total Tank Simulatorのファーストインプレッションを紹介していく。

カラフルかつポリゴンタッチのグラフィックに驚き

カラフルかつポリゴンタッチのグラフィックはどこか懐かしくも、新鮮な印象を与えてくれる

風変りなビジュアルながらも、中身はかなり本格的

 初見でプレイしてみて意外に思った点は、ミリタリー系シミュレーションゲームのイメージ(渋くてカッコいい)を覆す、ポップかつポリゴンタッチのグラフィックだ。どこか懐かしくも、新鮮な印象を与えてくれる。第二次世界大戦を扱ったシミュレーションゲームに対する先入観が一変するようなビジュアルに驚いた。

 人によっては違和感を覚えるデザインだが、慣れてくればその妙な感覚も自然と受け入れられるようになるだろう。風変りなビジュアルながらも、本格的な戦略シミュレーションゲームが楽しめるはずだ。

戦略シミュレーション+FPS/TPSという異色のプレイスタイル

キャンペーンモードである「戦役」をプレイ。ベータ版ではソビエト連邦軍とドイツ軍のシナリオを体験できた

 今回の試遊では、ソビエト連邦軍(以下、ソ連軍)およびドイツ軍をプレイできる「戦役(キャンペーンモード)」と「サンドボックスモード」を体験。チュートリアルで基礎を学んでからいざ戦役へ。

限られた資金を消費して兵士や戦闘機、戦車などのユニットを配置するだけの簡単操作。気軽な操作性とわかりやすいゲームシステムが魅力といえる

 限られた資金と引き換えにユニットを陣地内に配置し、自動で繰り広げられる戦闘を見届けるオートバトルを採用している。敵部隊の総合的な兵力と配置されたユニットを確認し、適したユニットを配置するだけで、手に汗握る大規模なバトルが楽しめるようになっている。気軽な操作性とわかりやすいゲームシステムが、シミュレーションゲームに対する不安を一掃してくれるだろう。

兵士の操作画面。装備の切り替えも可能だ

戦車の操作画面。照準モードに切り替えると一人称視点に

 本作の面白いポイントは、配置したユニットを実際に操作できること。兵士から戦車、装甲車、砲台、戦闘機まであらゆるユニットが操作対象で、兵士の場合はFPS(一人称視点)、ほかのユニットはTPS(三人称視点)となっている。

 ただ操作できるだけでなく、プレイアブルキャラクターの装備を瞬時に切り替えられる点も魅力的だ。兵士なら銃、ナイフ、手りゅう弾などをボタンひとつで切り替えられ、戦車は砲弾と機銃を瞬時に切り替えられる。FPSもしくはTPSタイトルの要素が盛り込まれており、自分の操作で戦況を演出していく仕様に面白さを感じた。

 戦況が悪化した際にプレイヤーが介入し、生存しているユニットとして流れを変えていく。救世主になったような気分が味わえるのがたまらない。それで勝利を収めたときの達成感は気持ちよく、次のステージへ進みたくなる欲が湧いてくる。

 ただ単に部隊を見守るのもよし、ユニットになりきって戦況を変えてもよし。シミュレーションゲームとFPS/TPSを融合させたプレイスタイルは、静と動といった異なる楽しみ方をもたらすことに成功している。ローンチ版の発売に期待してもよさそうだ。

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