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最新パーツ性能チェック 第292回

レイトレーシングがもたらすヴァニラにはない華やかさ

Minecraft with RTXベータ版をGeForce RTX 20シリーズ5本で検証

2020年04月19日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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GeForce RTX 20シリーズでパフォーマンスを検証

 そろそろパフォーマンス面の検証に入ろう。GeForce RTX 2080 Tiを筆頭にRTX 2080 SUPER、RTX 2070 SUPER、RTX 2060 SUPER、そしてRTX 2060の5種類のGPU(すべてFounders Edition)を準備した。その他の環境は以下の通りとなる。

検証環境
CPU AMD「Ryzen 9 3950X」(16コア/32スレッド、3.5~4.7GHz)
CPUクーラー CRYORIG「A80」(簡易水冷、280mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「X570 AORUS MASTER」(AMD X570)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX」(DDR4-3200、16GB×2)×2
グラフィックス NVIDIA「GeForce RTX 2080 Ti Founders Edition」、NVIDIA「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」、NVIDIA「GeForce RTX 2070 SUPER Founders Edition」、NVIDIA「NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER Founders Edition」、NVIDIA「GeForce RTX 2060 Founders Edition」
ストレージ GIGABYTE「AORUS GP-ASM2NE6200TTTD」(NVMe M.2 SSD、2TB)
電源ユニット Super Flower「LEADEX Platinum 2000W」(80PLUS PLATINUM、2000W)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」(November 2019 Update)

フルHD/60fpsが当面のターゲット、DLSS 2.0の効果は絶大

 Minecraftのフレームレートは周囲の状況によって大きく変わるし、同じ場所に立ったままでもチャンクの読み込みが進むごとに重くなっていく。そのため、Minecraftの定量的なフレームレート計測は結構面倒だ(あくまで筆者の所感)。

 そこで、今回はマップの特定位置から同じ方向を眺めた時に、フレームレートがどこで安定するかをチェックする。計測開始前に同じ場所で3回転してから、あらかじめ決めておいた方向に視点を向け、そこで1分間立ち止まった時のフレームレートを比較した。

 画質の条件はデフォルト設定(基本全部オン)だが、Render Distanceは最小の8チャンクと最大の24チャンクの2通りとした。また、レイトレーシング無効時のRender Distanceは160チャンクと非常に大きいため、レイトレーシング有効時に近い条件でテストしたいので32チャンク(これが最低)設定とした。

 比較する条件は「レイトレーシングとDLSS 2.0有効時」(グラフではDXR+DLSSと表記、以下同様)、「レイトレーシング有効時」(DXR)、「レイトレーシング無効時」(DX12)の3条件とする。また、Minecraft with RTX betaはフルスクリーンモードで起動している。

 では、レイトレーシング有効時8チャンク設定の結果から見ていこう。

テストは「Neon District RTX」を使用した。このポジションからのフレームレートをチェックする

「Minecraft with RTX beta」1920×1080ドット、Render Distance=8チャンク時のフレームレート

「Minecraft with RTX beta」2560×1440ドット、Render Distance=8チャンク時のフレームレート

「Minecraft with RTX beta」3840×2160ドット、Render Distance=8チャンク時のフレームレート

 レイトレーシングとDLSS 2.0有効時(DXR+DLSS)だと、RTX 2080 SUPERより上ならフルHD時は60fpsで安定(あえて張り付きとは言わない)。RTX 2070 SUPERでやや60fpsを下回る程度だ。60fpsで頭打ちになっているのは、ディスプレーの垂直同期(60Hz)に合わせて描画しているためと推察される。

 そして、DLSS 2.0を無効にすると40%近いフレームレートダウンが発生するため、DLSS 2.0は切るべきではない。むしろDLSS 2.0ありきの負荷といってもいいほどだ。ただし、解像度を上げるとRTX 2080 SUPERでも50fpsを下回り、4KともなればRTX 2080 Tiでも40fps台まで下がる。パストレーシングによる処理はかなり重いと言ってよいだろう。

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