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Windows情報局ななふぉ出張所 第191回

MacかiPadか、それが問題だ:

アップル「キーボード体験」統一の魅力

2020年04月03日 09時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

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■日本語入力は「ライブ変換」に統一できる

 キータッチの問題は世界共通でしたが、日本語特有の問題として、「日本語入力」におけるデバイス間の差がありました。

 MacではATOKやGoogle日本語入力などサードパーティを含めた多くの選択肢があるのに対し、iOSデバイスの外付けキーボードでは標準で提供されるものしか利用できず、操作感には大きな差がありました。

 しかし最新のiPadOS 13.4では、macOSによく似た「ライブ変換」が導入されたことで、Macとほぼ同じ感覚で日本語入力ができるようになりました。

iPadOSに「ライブ変換」が加わった。修飾キーのカスタマイズも可能に

 長年、筆者はATOKに慣れ親しんできたものの、これを機会にライブ変換に挑戦しています。この原稿も最初から最後までライブ変換で書くことにしました。原稿の細かな修正作業にはまだ違和感が残るものの、数日間でだいぶ慣れてきました。

 ほかにも「修飾キー」の入れ替えや、「control+p」と「control+n」による上下のカーソル移動も実装されるなど、MacとiPadの間にあったキーボード体験の差が確実に縮まっています。

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