メルマガはこちらから

PAGE
TOP

ASUS独自のテクノロジー「Power Balancer」および第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー搭載サーバーを発表

PR TIMES

ASUS JAPAN株式会社

キーポイント
• 総消費電力を削減しつつCPUの高性能を維持するASUS独自の「Power Balancer」テクノロジーを発表
• 最新の第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーの性能を最大限引き出す高性能のサーバーとサーバーマザーボードを幅広く提供
• 「Power Balancer」を搭載したASUSサーバーは、特定の負荷に対する電力消費をノード当たり最大31ワット低減し、大規模なアプリケーションの運用コストを総合的に削減


台北(台湾)— サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーション、ワークステーションマザーボードの大手IT企業であるASUSは24日、RS720/720Q/700 E9、RS520/500 E9、ESC8000/4000 G4シリーズのサーバーシステムとZ11マザーボードを含むすべてのサーバー製品に搭載された第2世代インテル(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー(Cascade Lake-SP refreshを含む)をサポートするASUS独自のテクノロジー「Power Balancer」を発表しました。

ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、AI、エッジコンピューティングなどの複雑なアプリケーションでは、性能と電力消費のバランスをとることは常に重要な課題です。ASUSサーバーは「Power Balancer」テクノロジーと最新の第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーにより、特定のワークロードでノードあたり最大31ワットの電力を削減し、多くのサーバーが稼働する大規模環境における効率を向上するとともに、総消費電力と総所有コストを大幅に削減し運用を最適化します。

ASUS Power Balancer テクノロジー
近年、サーバー業界では、環境への配慮と消費電力が重要なトピックになっています。特に、より高い処理能力とより多くのストレージスペース、高速接続を効率的な電力使用で実現することを求められるデータセンターの増加に伴い、その重要性は高まっています。ASUSは2019年、リアルタイムでサーバーの温度を監視し、動的にファン曲線を調整することでファンの消費電力を低減するサーバーの熱管理技術Thermal Radar 2.0を発表しました。また、最新の第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー(Cascade Lake-SP refreshを含む)に、最適化された電力効率技術の価値を継続して提供するために設計された省電力技術であるPower Balancerを組み合わせ導入しました。

ASUS Power Balancerは、リアルタイム監視に基づいてCPU全体の負荷をサーバーが自動調整し、総消費電力の削減と効率性の向上によりコストやパフォーマンスの最適化を実現するASUS独自のテクノロジーです。
ASUS社内にあるサーバーラボでは先日、Power Balancer 機能の有無による比較を行いました。Power Balancerなしの場合は、80%のワークロードで稼働中のCPUが130ワットの電力を消費した一方で、Power Balancerありの場合は、同レベルのパフォーマンスを維持しながら電力消費を14%削減しました。この結果から、サーバーはPower Balancerにより最も適切な周波数を調整することが可能となり、マルチスレッドのシナリオにおけるCPUの消費電力を削減できることが明らかになりました。

第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー搭載のASUSサーバー
ASUSは、最新の第 2 世代 インテル(R) Xeon (R)スケーラブル ・プロセッサー (Cascade Lake-SP refreshを含む)を搭載した高性能のサーバーを幅広く提供します。また、インテルは顧客のニーズに迅速に応えるため、Turbo Boost機能により最高周波数を最大4.5 GHzまで向上させる18の新しいSKUを導入し、PEC CPU2017ベンチマークのパフォーマンスを最大25~36%向上させました。すべての最新プロセッサーは、インテル Optane パーシステント・メモリーの画期的なシステムメモリとストレージ機能をサポートしています。

新しい第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブルプロセッサー用のASUS Z11シリーズサーバーマザーボードは、様々なアプリケーションに適合するATX、EEB、CEBフォームファクターに対応しています。顧客はこれらのマザーボードをHPC、金融サービス、クラウドゲームに利用したり、コア数を追加し高周波に対応することでVM性能を向上させたり、システム再構成要件を最小限に抑えるたりすることが可能となります。

RS720/720Q/700 E9、RS520/500 E9、ESC8000/4000 G4シリーズを含むASUSサーバーはすべてインテルOptaneパーシステント・メモリーを備えた新しい第2世代インテル(R) Xeon(R)スケーラブルプロセッサーをサポートしており、ワークロードに最適なソリューションを提供します。これにより、ハードウェアやソフトウェアを素早く簡単に選択することが可能になります。RS720/700/720Q E9シリーズは、2Uおよび1Uフォームファクターの2ソケットサーバーで、複数のワークロードに対応し、優れたパフォーマンスとコンピューティング密度 (RS720Q) を備えています。RS520/500 E9シリーズは、4U、2U、1Uケースのフォームファクターでパフォーマンス、効率性、管理性のバランスの最適化を実現するメインストリームサーバーです。ESC8000/4000 G4シリーズは、AI、ディープラーニング、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)、レンダリング、学術研究に最適な高密度GPUサーバーです。


製品と価格について
ASUSのサーバーおよびワークステーションは世界各地で販売しております。詳しくは、日本国内のASUS代理店までお問い合わせください。

合わせて読みたい編集者オススメ記事