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寅年生まれ肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第578回

甘じょっぱい“和”の味わいは、名古屋名物っぽい!

マクドナルド初「とんかつ」のてりたま!なんだか味噌カツみたいだった

2020年03月04日 18時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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初の「とんかつてりたま」の真価は?

 春といったら「てりたま」。マクドナルドの「てりたま」シリーズが3月4日からスタートしました。今年は「てりたま」「チーズてりたま」に加えて、新登場の「とんかつ!!てりたま」が販売されます。

「てりたまシリーズ」が3月4日からスタート。

 「てりたま」とはおなじみの“てりやき”דたまご”の組み合わせ。てりやきソースを絡めたポークパティと、たまごを合わせた“和”の味わいのバーガーです。ポークパティではなく“とんかつパティ”をメインにした商品は今回が初めて。

 「とんかつ!!てりたま」は、想像してみてもボリューミー。しかも、とんかつ×てりやきの“和”の相乗効果も期待できそう。

 なおかつ、ふだんの「てりたま」も食べたいので、「とんかつ!!てりたま」と「てりたま」の両方を買ってきちゃいました。

 はたしてどっちが満足度高いでしょうか?

専用に開発した“とんかつ”を使用した「とんかつ!!てりたま」

●「とんかつ!!てりたま」

赤い包装が「とんかつ!!てりたま」。

とんかつが分厚い。

 「とんかつ!!てりたま」は単品450円。ちょっと高めですが、見た目からして分厚いとんかつパティを使用しているから、それくらいするだろうな、というお値段。

 カロリーもチェック! 「とんかつ!!てりたま」は561kcalです。

●「てりたま」

緑がいつもの「てりたま」。

たまごが特徴です。

 定番の「てりたま」は360円。「とんかつ!!てりたま」に比べるとお手頃価格。

 なお、今回は買わなかったのですが、ノーマルの「てりたま」にチーズを加えた「チーズてりたま」は390円です。チーズてりたまも定番の人気商品とか。

 「てりたま」は558kcal。「チーズてりたま」は608kcal。

「とんかつ!!てりたま」の“とんかつ”が気になる。とんかつパティは今回用に開発したそう。

 さて、「とんかつ!!てりたま」の“とんかつ”はどんな感じでしょうか。

 とんかつパティはマクドナルドでは珍しいです。現在だと、他にとんかつパティを使用したメニューはありません。

 昔あったメニューで言うと「とんかつマックバーガー」が2015年まで販売されていましたね。あと、2018年8月に東日本限定販売で販売された「みそカツバーガー」にはとんかつパティが使われていました。

 では、昔あったとんかつパティと同じかというと、そうではないそう。マクドナルドの広報に尋ねたところ……。

「今回のとんかつパティは『とんかつ!!てりたま』用に新しく開発しました。てりたまの特長でもある甘辛いてりやきソースに絡めてもとんかつのサクサク食感を残るように何度も試行錯誤を重ね、パン粉にもこだわり食べごたえのあるとんかつに仕上げています(マクドナルド 広報担当)」

 とのことでした。

とんかつ、分厚いです!

「とんかつ!!てりたま」を分解してみました。

 「とんかつ!!てりたま」を分解して、とんかつのサイズを計ってみたところ、9cm×7cmほどの楕円形で、肉の厚みは1.2~1.3cmほど。

とんかつ。ソースがたっぷり絡まっています。

想像していたより、ちゃんと“厚い”。

 ハンバーガーチェーンのとんかつだと思ってあなどるなかれ、見た目からしても「なかなかぶ厚いなあ」と感じるほどのインパクト。

「とんかつ!!てりたま」の断面。

 ちなみに、いつものポークパティはというと10cm×9cmほどと大判。厚みは5mm程度でした。やっぱりとんかつは分厚い。

「てりたま」も切ってみました。左が「てりたま」で右が「とんかつ!!てりたま」。パティの厚みが全然違います。

 「とんかつ!!てりたま」と「てりたま」。両方をガブッと食べてみました!

 なるほど、「とんかつ!!てりたま」は、想像通りの食べ応えでした。ただし、ちょっと“味噌カツ”っぽくて別物のよう。“てりたまらしさ”を求める人は、やっぱりいつもの「てりたま」のほうがしっくりくるかも。

「とんかつ!!てりたま」はとんかつが強すぎる

 とんかつてりたまは、厚めのカツがメイン。たっぷりとてりやきソースが絡んでいます。最初にカツだけで食べてみたところ、こってりした和風の味の中にもレモンの爽やかな味がアクセントになっていて、重くなりすぎないのが絶妙。

お肉の食べごたえ◎。

 マックがちょい飲みメニューやっていくとしたら、具だけ「てりやきとんかつ」として売ればけっこう人気が出ると思います。

 衣は薄目なんですが、食べてみるとわずかにサクサク食感も残っています。ソースをここまで絡めていても、衣の食感が残るとは。この商品用にこだわって開発したというのが説得力あります。

 満足いく厚みで、サクサクした心地よい食感もあって、うーん、うれしい! 食べ応えばっちり!

 ただ、問題はたまごとの相性。とんかつの厚みや歯ごたえがしっかりしているので、柔らかいたまごがあまり活きてこないんです。

たまごがなくてもイケると思っちゃいました。

 あと、不思議と、食べているうちに味噌カツバーガーのように感じられてきました。てりやきソースは“味噌”の風味とは違うわけなのですが、甘じょっぱい和風ソースにカツって、なんだか味噌カツのよう。きっと脳の錯覚なんだな。ミソカツ、ミソカツ。

 もちろん、NGといっているわけじゃないですよ。だって、味噌カツおいしいもの! 「とんかつ!!てりたま」は味噌カツバーガーっぽくておいしい。なにより、お肉としての充実感、食べ応えがあるのが魅力。みなさんもどう感じるか、ぜひ試してほしいです。

「てりたま」としての一体感はやっぱり定番品

 そこにきていつもの「てりたま」。もともと甘さがあるポークパティは、甘じょっぱいてりやきパティにすんなりなじみます。なんといっても、ぷるぷるのたまごとの一体感が素晴らしい。

「てりたま」は安定のおいしさ。

 マクドナルドのたまごって、キレイに形成されていて、焦げ目なく柔らかい。だから、柔らかい質感のポークパティと、お互いに悪目立ちすることなくピタッとはまります。シャキシャキレタスとマヨソースが計算されつくされたように良い相性で相乗効果。やっぱりこれだね、「てりたま」。

 というわけで“てりたまらしさ”を求める人には「てりたま」がオススメ。いつもよりボリューム感が欲しいという人や、名古屋飯らしいこってり感が好き、味噌カツ風のフードを食べたいという人には「とんかつ!!てりたま」がオススメですよ。

 

ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

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