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バトン&NSX-GTのラストランで湧いた「Honda Racing THANKS DAY 2019」

2019年11月23日 15時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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ありがとうバトン!
ありがとうNSX-GT!

 モータースポーツシーズンが終わりを告げる頃、1年間チームを応援したファンへの感謝イベント、通称ファン感の季節がやってきます。その第一弾として、2019年11月10日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて「Honda Racing THANKS DAY 2019」が好天の中で開催されました。

 今年で12回目の開催となるHonda Racing THANKS DAY。例年に比べ約1ヵ月早い11月初旬の開催は異例のこと。F1やスーパー耐久シリーズはいまだ終わっていない中でしたが、世界中から四輪・二輪の選手たちが参加し、ファンとの間で交流を楽しまれていました。

ホンダの歴史的名車を紹介!

 今年はホンダがマン島TTレースに初出場してから60周年を迎えるという、記念すべきアニバーサリー・イヤー。1959年以来、世界に挑戦し続け、そして頂点を極めたホンダの歴史が凝縮したイベントでもありました。そんなホンダの歴史を彩った名車をいくつかご紹介しましょう。

 まずは1966年に登場したRC181。ロードレース世界選手権の最高峰である500ccクラス制覇を目指して実戦に投入されたマシンです。空冷4ストローク並列4気筒DOHCエンジンが発する84馬力という高出力を武器に、J.レッドマンは開幕2連勝を達成。長年に渡り500ccクラスを支配し、この年から新型3気筒エンジンを搭載したイタリアのMVアグスタを出し抜くことに成功。ホンダに初めての500ccメーカータイトルをもたらすとともに、ロードレース世界選手権史上初となるソロ部門メーカータイトル5冠達成の一助を担いました。

 続いて1984~2002年までの19シーズンに渡り、ロードレース世界選手権に投入されたNSR500。ホンダ・レーシング(HRC)が開発した、2ストローク500ccV型4気筒エンジンを搭載したマシンです。写真のモデルは89年のマニュファクチャラーズ/ライダーズチャンピオンを獲得したE.ローソンのマシンで、バンク角確保のためリアフォークをガルアーム化しているのがポイントです。当時のオートバイはレーサーレプリカブームで、ロスマンズカラーのNSR250R SPはオートバイ好きの間では垂涎の的でした。

 そしてホンダのモータースポーツ史の中で忘れてはいけないのは1988年に登場したF1マシン、マクラーレン・ホンダMP4/4でしょう。アラン・プロスト、アイルトン・セナという天才2名のドライバーによって、全16戦中、イギリスGPを除く15回のポールポジションと、イタリアGPを除く15回の勝利、ワンツーフィニッシュは10回を数え、全てのレースでどちらかが「完走」を記録。獲得したコンストラクターズポイントは199点で、2位フェラーリ(65ポイント)の3倍以上の、F1史上でも類を見ない記録を打ち立てました。

 ホンダが作り上げた排気量1500ccのV型6気筒ターボエンジンRA168Eエンジンは、最大ブースト時に1500馬力を優に超える出力を発生。アイルトン・セナに自身初のドライバーズタイトルとマクラーレンにコンストラクターズタイトルをもたらしました。

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