アドビ先生(Adobe Sensei)大忙し 筆者撮影
PhotoshopやIllustratorなどを販売するアドビ。同社では、11月4日から1万5000人以上が参加するクリエイター向けイベント「Adobe MAX」をアメリカ・ロサンゼルスで開催している。
2日目となる11月5日の夕方には、Adobe MAXで最も盛り上がると言われる「SNEAKS」というイベントが開かれた。これはアドビ社内で開発中の技術を披露するというもの。バリバリに開発途中のため、プレゼン中に失敗してしまうこともしばしば。観客もそれを温かく見守る雰囲気がある。「こんなことができるのか」と拍手喝采となり、将来的に製品化される可能性がある。そんな最先端の技術を目撃しようと、会場は熱気に包まれるのであった。
今年の傾向としては「すぐにでも製品化されそう」という堅実な技術が多かったように思う。アドビでは、「Adobe Sensei」というAIのプラットフォームがあるのだが、随所にSenseiの力が発揮されており、「Sensei、大忙し」といった感じであった。

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