動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
フォートナイトやレインボーシックスシージで
144Hzプレイを満喫する
大量のゾンビが高速かつ、際限なく迫ってくる「World War Z」といった気になるタイトルが登場しているPCゲームだが、秋葉原のパーツショップスタッフに、ゲーミングPCやビデオカードの購入相談時に主にあがるゲームタイトルを聞くと、「フォートナイト」と「レインボー シックス シージ」が多いようだ。
ともに描画品質やレンダリング解像度次第では、ローエンドGPUでもフルHD、60pfsでのプレイを目指せるカジュアルゲームなので、コストを抑えながらはじめられる。
同時に、PCゲーミングの楽しみのひとつである60Hzオーバーのリフレッシュレートによるヌルヌル描画プレイを狙いやすいのもポイントで、値下がり激しいRadeon RX 5x0シリーズやNVIDIA最新ミドルGPUのGeForce GTX 1660シリーズで、フレームレート100fps台でのプレイを実現できる。最近、手ごろな価格の製品が増えているゲーミング液晶との相性もバッチリなゲームタイトルになっていると言える。
今回は、そんな「フォートナイト」と「レインボー シックス シージ」の高リフレッシュレートプレイを想定したゲーミングPCを、パソコンショップ アークの女性ゲーマースタッフの野澤さんが構成してくれたので、紹介していこう。
なおゲーミング液晶は、3万円前半の価格でAMD FreeSync(Adaptive-Sync)をGeForceで活用できる、話題のG-SYNC Compatible Monitorの認定を取得している最大165Hz駆動サポートのASUS「VG258QR」に注目だ。

この連載の記事
- 第78回 【今月の自作PCレシピ】GeForce RTX 3060 Ti搭載で17万円切りのゲーミングPC構成
- 第77回 【今月の自作PCレシピ】Core i9を搭載したNUC12で手軽に小型ハイスペックPCを組む
- 第76回 【今月の自作PCレシピ】ゲーマー女子も注目! 白色で統一したハイスペックゲーミングPC
- 第75回 【今月の自作PCレシピ】コストを抑えて3~4画面出力できるマシンを組もう
- 第74回 【今月の自作PCレシピ】液晶込みで15万5000円! ゲーム&PC入門におすすめの1台を組もう
- 第73回 【今月の自作PCレシピ】2022年新春の高コスパ自作は第12世代Core i5でキマリ!
- 第72回 【今月の自作PCレシピ】第12世代Coreで組むBF2042&Halo Infinite快適ゲーミングマシン
- 第71回 【今月の自作PCレシピ】HDDよさようなら! いま自作したい第12世代Coreマシン
- 第70回 【今月の自作PCレシピ】女性ゲーマーから熱視線! パステルピンクのゲーミングPC爆誕
- 第69回 【今月の自作PCレシピ】コンセプトは“静音&全部盛り” 組立代行費込みで約50万円の最上級ゲーミングPC
- 第68回 【今月の自作PCレシピ】20万円で組む!フルHD@60fpsプレイを楽しむ魅せるゲーミングPC
- この連載の一覧へ