このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

組みたい自作PC構成まるわかり!! 第38回

【今月の自作PCレシピ】OS込み9万円台! フォートナイトやR6Sを余裕で遊べるPC

2019年05月04日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「Apex Legends」もプレイできるRX 570 8GB

 ビデオカードのMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G」は、MSIおなじみのデュアルファン仕様のVGAクーラーを装備しているので、冷却面に不安はない。また、実機を試したところ、ファンノイズも小さかったので安心だ。

Radeon RX 570 8GB搭載ビデオカードのMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G」。1万7000円前後の特価が出ている

ブラックとホワイトカラーのデュアルファンGPUクーラーを採用だ。PCIe補助電源は8ピンを備えている

 今でこそ1万7000円台だが、2018年の発売当初は4万円台だったミドルハイGPUとなるRadeon RX 570だけあって、パフォーマンス面に不安なし。

 使用したパーツのメーカーは異なるが、同スペックと言えるRyzen 5 2600XやRadeon RX 570 ARMOR 8G、ASRock製マザーボードのB450M Steel Legend、DDR4-2666 8GB×2、2.5インチSSDで、実際に試してみると「レインボーシックス シージ」や「フォートナイト」はもちろん、「Apex Legends」、「バイオハザード:RE2」、「デビル メイ クライ 5」、「ファイナルファンタジーXIV」といったゲームタイトルを十分快適にプレイ可能だった。

描画品質を下げる必要はあるが、「Apex Legends」もフルHD、60fpsオーバーでプレイ可能だ

 フルHD、最高描画品質で各ゲームを試すと、最小フレームレートこそ60fpsを下回ることがあったが、平均は60fpsをオーバー。描画品質を落とせば、最小も60fpsを十分維持できるパフォーマンスを示している。また、高リフレッシュレート駆動のゲーミング液晶との組み合わせも十分でき、フォートナイト、レインボーシックス シージは“低”描画設定にすることで、144fps前後を維持してプレイできる。

1920×1080ドット、最高描画品質でフレームレートをチェック

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターベンチマークの結果。“非常に快適”指標で、平均フレームレートは60.6fpsになっている

定番の高コスパPCケースや電源ユニットを選択

 そのほかのパーツは、SSDにCFD販売の格安2.5インチSSD「CG3VX」シリーズの容量480GBモデル「CSSD-S6B480CG3VX」をチョイス。PCケースは低コストPC自作のド鉄板PCケースと言えるThermaltake「Versa H26」で、電源ユニットには80PLUS BRONZEだが、セミプラグイン仕様かつ一部ケーブルにフラットタイプを採用するコスパグッドな玄人志向「KRPW-BK650W/85+」が選ばれている。

読み出し速度550MB秒、書き込み速度510MB秒になる2.5インチSSDの玄人志向「CSSD-S6B480CG3VX」

全面アクリルのサイドパネルやブルーLED搭載ファン、リア排気ファンを備えるThermaltake「Versa H26」。コスパ抜群になっている

内部は2ブロック構造で、3.5/2.5インチベイは裏面からアクセスする

650Wの80PLUS BRONZE認証電源ユニットになる玄人志向「KRPW-BK650W/85+」

セミプラグイン仕様で、SATAやPCIe補助電源ケーブルには、見た目、取り回し◎なフラットタイプを採用。また、1次、2次ともに日本メーカー製105℃コンデンサー搭載と、コスパ優秀になっている

【取材協力】

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中